改訂新版 世界大百科事典 「エリティス」の意味・わかりやすい解説
エリティス
Odýsseus Elýtis
生没年:1911-96
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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…今日学校教育はディモティキでおこなわれているが,文学作品,学術論文,保守系の新聞等ではいまだにカタレブサが用いられることも多い。散文ではカザンザキス,韻文ではセフェリス,エリティス(両者ともノーベル文学賞受賞)などが世界的に知られ,その作品は各国語で紹介されている。【真下 とも子】【村田 奈々子】。…
… 1930年代以降ギリシアの詩人たちはフランスのシュルレアリスムの影響を受けて新しい成熟した詩風を確立し,これが現代ギリシア詩の主流となった。この世代の詩人たちからは外交官として困難な時代の小国ギリシアの苦悩をおのが身に体現したG.セフェリス(1900‐71)と,厳密な形式の中にエーゲ海の自然と太陽の優越を歌ったO.エリティス(1911‐96)という2人のノーベル文学賞受賞者が生まれている。【池沢 夏樹】。…
※「エリティス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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