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オオガシラ Bucconidae; puffbirds

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オオガシラ
Bucconidae; puffbirds

キツツキ目オオガシラ科の鳥の総称。37種からなり,一部はアマドリ nunletと呼ばれている。体の大きさは小鳥大のものからハト大のものまで,13~29cmあり,頭部と胴部が太めで全体にずんぐりしている。尾羽は短めで,は太い。メキシコ南部から南アメリカ北部の森林に分布する。木の枝から空中に飛び立って昆虫類をとるのがうまく,地上の獲物をとることも少なくないが,獲物を捕まえると元の枝に戻って食べる。生態はほとんど明らかにされていないが,土手などにトンネル状の穴を掘るか,または樹上性のシロアリ類の古巣に穴を掘って営巣している。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オオガシラ
おおがしら / 大頭
puffbird

鳥綱キツツキ目オオガシラ科に属する鳥の総称。同科Bucconidaeは熱帯アメリカ特産で、低地の熱帯林にすみ、約30種がある。全長14~30センチメートルの樹上性の小鳥で、羽色は黒、白、褐色系でじみである。頭が大きく、豊かな羽毛を膨らませていることが多いので、ずんぐりしてみえる。普通、枝にじっと止まっていて、空中や近くの枝や地上に獲物の昆虫やクモや小形トカゲなどをみつけると、ぱっと飛び立ってそれをとらえる。巣は樹上のシロアリの巣や崖(がけ)にトンネルを掘ってつくり、末端の産室に2~3個の白い卵を産む。ある種では、平らな地上から斜め下方に、ときには2メートルにも達するまっすぐなトンネルを掘り、入口の上に枯れ枝を積み上げて、その下の通路を通って出入りすることが知られている。[浦本昌紀]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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