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オヤニラミ Coreoperca kawamebari

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オヤニラミ
Coreoperca kawamebari

スズキ目ケツギョ科の淡水魚体長 11cmになる。体はやや延長し,側扁する。口は大きい。鱗は大きな円鱗体色は暗青褐色で,体側に 6~7条の不明瞭な黒紫色横帯がある。主鰓蓋骨上方の 2棘間に青~緑色斑紋がある。水の清いゆるやかな流れの小川や溝にすむ。産卵期は 5~9月。南日本朝鮮半島南部に分布する。観賞魚

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百科事典マイペディアの解説

オヤニラミ

スズキ科の淡水魚。地方名ネラミ,ヨツメカワメバルなど。全長10cm前後。褐色で鰓蓋(えらぶた)に濃藍色の目のような斑紋が一つある。西日本と朝鮮半島の一部に分布。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オヤニラミ
おやにらみ / 親睨
spotear brook perch
[学]Coreoperca kawamebari

硬骨魚綱スズキ目スズキ科に属する淡水魚。淀川(よどがわ)支流の保津川以南、四国、北九州および朝鮮半島南部に分布し、河川の中流または上流域の清流にすむ。全長10センチメートルに達し、体は長楕円(ちょうだえん)形で側扁(そくへん)する。大きな円鱗(えんりん)に覆われている。体色は灰褐色で、体側には7~8個の黒紫色の横帯がある。また、目の周囲から約5本の黒褐色の放射帯があり、顔つきがにらむようにみえることからこの名がある。また、鰓蓋(さいがい)に目と同大の緑色円紋があり、一見4個の目があるようにみえるので、俗にヨツメともよばれている。群れをなさず、橋脚や石積みの付近に1匹ずつすみ、昆虫類、エビ類、小魚などを食べる。5~6月に水草に雌雄1対で卵を産み付け、雄が卵や仔魚(しぎょ)を保護する。食用にはされないが、観賞用として飼育される。[片山正夫]

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