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オルゴール オルゴール orgel

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オルゴール
オルゴール
orgel

オランダ語の「オルガン」。本来はピンを植えた円筒をハンドルで回して演奏する自動オルガンをさしたが,その装置を応用して金属製の爪を発音させる小型の自動楽器を意味するようになった。

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オルゴール
オルゴール
orgel

歌舞伎囃子などに用いられる金属製の体鳴楽器。音高の異なる小さな椀型のきん (ベル) を,音高順に3~5個,横に並べて板に取付けたもの。柄のついた木製の球型の桴 (ばち) で鳴らす。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

オルゴール(〈オランダ〉orgel)

小曲を自動的に演奏する装置を小箱などに組み込んだもの。表面に針を植えつけた円筒や円盤がぜんまい仕掛けなどで回転し、順次その針が音階板に触れて音を出す。自鳴琴(じめいきん)。
歌舞伎下座(げざ)音楽の楽器の一。1の音色を模したもので、大きさの異なる鈴(りん)を3~5個木板にとりつけたもの。2本の貝撥(かいばち)で打つ。天界の音を表すときなどに用いる。

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百科事典マイペディアの解説

オルゴール

18世紀にスイスの時計製作者たちによって考案された一種の自動演奏器具。orgelオランダ語)からの転化語。英語ではミュージカルボックスという。もと自鳴琴の字を当てた。

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世界大百科事典 第2版の解説

オルゴール

18世紀末にスイスの時計製作者たちによって考案された一種の自動演奏器具。オランダ語orgelの転訛。英語ではミュージカル・ボックスという。金属のピンを植えた円筒を回転させ,これで音階音を発するくし状金属片をはじいて音楽を奏でる。ピンを円板に植えたものも用いられた。19世紀前半中ごろには,ばね仕掛けのない手回し式のものが玩具として作られるようになり,世界的に広がっていった。日本にもこのころ伝来し,自鳴琴の字をあてた。

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大辞林 第三版の解説

オルゴール【orgel】

手回しやぜんまい仕掛けで自動的に楽曲を奏する器具。回転する円筒あるいは円盤に植えたとげが櫛くし状に並んだ細長い鋼片の音階板をはじいて、楽音をだす。日本には江戸初期に渡来したといわれる。自動楽器。自鳴琴。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オルゴール
おるごーる

手回しやぜんまいで小針のついた円筒を回転させ、金属の櫛(くし)形の音階板をはじいて美しい音楽を奏でる自動演奏装置。ヨーロッパでは、19世紀にフランスの人形師ジュモーなどがこの機械装置をセットしたオルゴール人形を作製し、音色にあわせて人形の持つ鳥籠(とりかご)の中の小鳥も歌いながら動き回るものなどが現れた。20世紀後半に、円筒のかわりに鋼鉄に曲をプレスし、演奏するディスク(円盤)型が発明され、最盛期を迎えた。
 日本には江戸時代に渡来、1750年(寛延3)刊の『紅毛訳問答』に「オルゴル」とある。オランダ語のオルゲル(orgelオルガンの意)からきたといわれ、訳して「自鳴琴(きん)」「風簫(ふうしょう)」ともよんだ。1830年(天保1)刊の『嬉遊笑覧(きゆうしょうらん)』(喜多村信節(きたむらのぶよ)著)にその構造が紹介されているが、1852年(嘉永5)には江戸・深川で、オランダ渡りのチャルゴロの名で見せ物になるほど珍しがられた。文久(ぶんきゅう)年間(1861~64)には時計師小林伝四郎が日本の曲譜のオルゴールをつくったが、その製作技術は受け継がれずに断絶した。玩具化されるようになったのは明治中期からで、日露戦争前に輸入品をまねて製作され始め、ハンドルを回転させながら鳴らす最新流行の音楽玩具として愛好された。また、これをさらに簡略化した新型のがらがらが考案され、明治末期から出回った。これは、筒状のボール紙の中に鋼鉄製の針金数本を植え付け、柄(え)を持って振ると、振り子が針金に当たって音を響かせるもので、これもオルゴールの名で登場し、乳幼児向きの玩具として迎えられ、現在もみられる。
 最近つくられているものは、置き時計、手箱、シガレット・ケースなどにしかけたものなどで、箱の蓋(ふた)をあけると鳴り出すものが多い。また乳児向きの吊(つ)るしメリーにも応用されている。そのほか顔形の玄関の鼻をたたくとオルゴールが鳴って玄関が開く貯金箱兼用のもの、ボタンを押すと小鳥がたばこをくわえて出すものなど、動きを強調したものもある。[斎藤良輔]
『名村義人著『オルゴールの詩』(1984・音楽之友社)』

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