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カケリ カケリ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カケリ

「翔」とも書く。能の働き事の名称。大鼓小鼓ではやし,笛がアシライを吹く。武士の霊による修羅の苦しみ (『八島』『忠度』など) や物狂いによる狂乱,興奮状態 (『隅田川』『班女』など) の演技に用いられる。狂言にもこれを単純化したものがある (『法師ヶ母』『金岡』など) 。

カケリ

「翔」とも書く。長唄,歌舞伎の囃子の名称。能のカケリから出て,狂女の出や,合戦の場面などに用いられる。

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世界大百科事典内のカケリの言及

【獣道】より

…【今泉 吉晴】
[民俗]
 西日本から中部山地まではウジ,またはウツと呼び,東日本では主としてト,またはトアドというのが一般的である。そのほかノウテ(十津川),カケリ(祖谷山),トウリ(伊豆西部)など,土地ごとの名がある。同じ獣道も動物の種類によって経路は異なり,鹿には鹿独自のウジがあって,他地からやってきた鹿も同じ経路を通過する。…

※「カケリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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