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カシワ(柏) カシワQuercus dentata

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カシワ(柏)
カシワ
Quercus dentata

ブナ科コナラ属の落葉高木。全国各地の山野に生え,南千島朝鮮半島,中国にも分布する。葉は互生し,縁に波形のあらい鋸歯をもち,裏面に細かい毛を密生する。独特の香りがあり柏餅をつくるので知られる。雌雄同株で,初夏に黄褐色の雄花穂を垂れ,雌花は新枝の先に1~3個つく。晩秋球形殻斗 (かくと) 果が熟する。材は堅く,建築材,船材に用いる。

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百科事典マイペディアの解説

カシワ(柏)【カシワ】

日本全土,東アジアの山野にはえるブナ科の落葉高木。日当りのよい海岸や丘陵の礫地(れきち)に群生することが多い。樹皮は灰褐色〜黒褐色,縦方向の不規則な割れ目がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

カシワ【カシワ(柏) daimio oak】

ブナ科の落葉木(イラスト)。やせ地や乾燥に強いので,海岸や丘陵の岩礫地(がんれきち)に林をつくることが多い。また野火にも抵抗性があり,山火事のあとにも生き残る。枝はやや太く縦に溝があり,若枝には毛を密生する。葉は互生で枝の先端部に集まってつくことが多い。倒卵形で縁には丸い大きな鋸歯があり,葉柄はごく短い。特に葉裏に星状毛が多い。花は5月ころ,新葉と同時に開く。雄花は新枝の下部に多数の黄色のひも状の花序をなして垂れ下がり,雌花は新枝の上部の葉腋(ようえき)に少数つく。

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