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カゼルタ カゼルタCaserta

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カゼルタ
Caserta

イタリア南部,カンパーニア州カゼルタ県の県都。ナポリの北約 25kmにある。8世紀にランゴバルド族が創設。ラテン聖堂の形を保存している聖ミカエラ聖堂や,18世紀にブルボン家のカルロス3世のためにつくられたカゼルタ宮がある。1860年のジュゼッペ・ガリバルディの独立運動の際,ボルトゥルノの戦いにおいて戦場となった。第2次世界大戦ではカゼルタ宮に連合軍の本部が置かれた。またイタリアのドイツ軍が 1945年4月29日にここで降伏文書に署名した。交通の要衝で,農産物の集散地。食品加工業,ガラス製造業も行なわれる。人口 7万9432(2006推計)。

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デジタル大辞泉の解説

カゼルタ(Caserta)

イタリア南部、カンパニア州の都市。ナポリの北約30キロメートルに位置する。丘の上にある旧市街と平野部の新市街からなる。12世紀建造のカゼルタ大聖堂のほか、18世紀にブルボン王朝のカルロ3世によりベルサイユ宮殿を模して建造されたカゼルタ宮殿がある。1997年、「カゼルタの18世紀の王宮と公園、バンビテッリの水道橋サンレウチョ邸宅群」として世界遺産(文化遺産)に登録された。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カゼルタ
かぜるた
Caserta

イタリア南部、カンパニア州カゼルタ県の県都。人口7万5005(2001国勢調査速報値)。丘上に位置して中世のおもかげを色濃く残す旧市街と、平野部に広がる新市街とからなる。大聖堂(12世紀)と、ベルサイユ宮殿をモデルにして18世紀につくられた有名な王宮とが、それぞれの中核をなしている。伝統的に行われてきた農畜産物の取引に加えて、第二次世界大戦後は、繊維、ガラス、機械などの工業がみられる。[堺 憲一]

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