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カタリナ Catharina de Alexandria

大辞林 第三版の解説

カタリナ【Catharina】

(アレクサンドリアの)聖女。四世紀初頭に殉教。学識に優れ、異教の学者たちを論破、改宗させたと伝える。
1347~1378) (シエナの)聖女。キリストとの神秘的婚姻の体験をもち、人々に広く支持され、アビニョンからローマに教皇が帰還するのに尽力。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カタリナ
かたりな
Catharina de Alexandria

4世紀ごろの殉教者、カトリックの聖女。生涯については伝説的資料しかない。貴族の出身で、優れた教育を受け、18歳のとき皇帝の前で異教徒の哲学者と議論し、彼らを改宗させた。のち皇后にキリスト教徒になるよう勧めたかどで、車裂きの刑を受けることになったが、祈りによって車輪が砕かれてしまったため、ついに首を切られて殉教したと伝えられている。彼女への崇敬は早くから東方正教会に生まれたが、ローマ教会でも10世紀以後盛んになった。絵画の題材になっているが、書物(知識を表す)、王冠(貴族の出を表す)、車輪(殉教を表す)とともに描かれているものが多い。[大谷啓治]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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