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カタル

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栄養・生化学辞典の解説

カタル

 鼻や咽喉の気道の炎症の旧称.

出典|朝倉書店
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世界大百科事典 第2版の解説

カタル【al‐Qaṭar】

正式名称=カタル国Dawla al‐Qaṭar∥State of Qatar面積=1万1427km2人口(1996)=59万人首都=ドーハDoha(日本との時差=-6時間)主要言語=アラビア語通貨=カタル・リヤルQatar Riyalアラビア半島から北へ向かってペルシア湾に突出した半島を国土とする国。カタールともよばれる。
[自然,住民]
 半島の長さ約160km,最大幅約85km。地形は概して平たんで,標高が100mを超す地点はない。

カタル【catarrh】

粘液を分泌する粘膜細胞に炎症が起き,その結果多量の粘液分泌を起こす状態をいい,このような炎症をカタル性炎catarrhal inflammationという。ギリシア語のkatarroos(下へ流れる)からきた言葉である。炎症のはじめに生ずる血管拡張が粘液腺を刺激し,粘液細胞による粘液産生と分泌が亢進する。したがって,この炎症では粘液細胞が死滅せずにむしろ活発に機能していることになる。通常の風邪に伴う多量の鼻汁の流出が典型的である。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カタル
かたる
catarrh

病理学的にはカタル性炎といい、組織の損傷を伴わない粘膜の漿液(しょうえき)性炎を意味する。生体組織における炎症のうち、滲出(しんしゅつ)現象が著明なものを滲出性炎とよび、滲出物の性状や種類によって漿液性炎、線維素性炎、化膿(かのう)性炎などに分類するのが医学、病理学での習慣である。漿液性炎とは黄色調の透明な液体の滲出を主とする炎症で、その液体は血清とほぼ同様な組成で、タンパク質に富み、比重も高い。鼻腔(びくう)から液体が流れ出る鼻カタルが一例であり、カタルの語源は、ラテン語の流れ下るという意味のカタルスcatarrhusに由来するといわれる。「カタル性」のつけられた炎症には、消化器病のグループに含まれるものが多い。すなわち、口腔粘膜の感染や全身の抵抗力減退などが誘因となっておこるカタル性口内炎、急性胃炎とほぼ同義語として用いられるカタル性胃炎、サルモネラ菌・ブドウ球菌などの感染や飲食の不摂生などによる腸粘膜の炎症性浮腫(ふしゅ)、あるいは粘液の多量の付着をおこすカタル性腸炎などがその例である。この炎症で、白血球の滲出が強い場合は化膿性カタルとよび、上皮の剥脱(はくだつ)が著しい場合は剥離性カタルという。[渡辺 裕]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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