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カラスアゲハ カラスアゲハ Papilio bianor

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カラスアゲハ
カラスアゲハ
Papilio bianor

鱗翅目アゲハチョウ科チョウ。前翅長 40~65mm。翅表は黒色地に緑色鱗 (雌ではより黄色を帯びる) を一面に散布し,後翅前縁中央部には青色鱗が密集してそれが斑紋を表わしている。後翅外縁には赤色弦月紋が並ぶが,これは雌においてよく発達する。

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百科事典マイペディアの解説

カラスアゲハ

鱗翅(りんし)目アゲハチョウ科の1種。開張春型90mm,夏型120mm内外。黒色で,緑色の鱗粉を散布する。後翅裏面に赤紋があり,雌は表面にも赤紋をもつ。幼虫はサンショウなどの葉を食べ,蛹(さなぎ)で越冬。

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世界大百科事典 第2版の解説

カラスアゲハ【Achillides(=Papilio) bianor】

鱗翅目アゲハチョウ科の昆虫(イラスト)。日本全国にふつうで,国外ではミャンマー北部から中国,朝鮮半島ロシア極東に分布する。開張は春型雄の約8cmから夏型雌の12cm程度まで幅がある。市街地から低山帯に多く,花に集まるほか,夏型の雄は吸水することもある。4~5月に春型,7~8月に夏型の年2回発生がふつうであるが,寒地では年1回,暖地では3回発生することもある。雌雄で色調,斑紋が少し異なり,雄は青く光り,雌は緑色が強く,後翅の赤紋も発達する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カラスアゲハ
からすあげは / 烏揚羽
[学]Papilio bianor

昆虫綱鱗翅(りんし)目アゲハチョウ科に属するチョウ。日本では北海道より九州、さらに吐(とから)列島、奄美(あまみ)大島、沖縄本島、八重山(やえやま)列島に分布、外国では朝鮮半島、中国、台湾、トンキン、ミャンマー(ビルマ)に産出が知られている。日本産のうち沖縄本島に産するものは成虫、幼虫の形態にやや特異な点があり、別種オキナワカラスアゲハとする研究者もあるが、さらに慎重な研究を要する。はねの開張80~135ミリメートル程度。はねの地色は黒色、表面には緑色ないし青藍(せいらん)色の鱗粉を散布して美しい。北海道の高地帯では年1回の発生(7、8月)、普通、年2回の発生(春型4、5月、夏型7、8月)、日本南西の暖地ではさらに晩夏から初秋にかけて第3化が発生する。幼虫の食草はミカン科植物、とくにコクサギを好み、またカラスザンショウ、キハダ、ハマセンダン、サンショウ、イヌザンショウ、カラタチの葉などを食べる。[白水 隆]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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