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カリン

栄養・生化学辞典の解説

カリン

 [Pseudocydonia sinensis],[Chaenomeles sinensis]バラ目バラ科カリン属の落葉樹で,果実を薬用などに用いる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

デジタル大辞泉の解説

カリン(Khaling)

ブータン東部、タシガン県の町。タシガンの南東約20キロメートルに位置する。盲学校織物の工芸学校などが集まる文教地区として知られる。かつて同国東部の中心地として城(ゾン)が置かれた。キラとよばれる織物の産地。

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百科事典マイペディアの解説

カリン

中国原産のバラ科の落葉高木。樹皮はなめらかで,鱗状にはがれる。春,新葉と同時に,芳香のある径3cmほどの淡紅色花が短枝の先に単生する。果実は楕円形で,表面に毛がなく,秋,黄熟

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世界大百科事典 第2版の解説

カリン

和名でカリンと呼ばれる植物には,マメ科のカリン(花櫚)とバラ科のカリン(花梨)とがあり,しばしば混同されるが,同名異物である。(1)花櫚Pterocarpus indicus Willd. 東南アジアからニューギニアにかけて広く分布するマメ科の樹木で,その木材がシタン(紫檀)やコクタン(黒檀)とともにいわゆる唐木(からき)の一つとして知られる。高さ35~40m,直径1~1.5mになる高木で,低く厚い板根(ばんこん)をもつ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カリン
かりん
[学]Chaenomeles sinensis Koehne

バラ科の落葉高木。中国名は榠。高さ7~10メートル、径35センチメートルになる。樹皮は緑褐色、滑らかで、薄片になってはげ、落ちたあとが雲紋状になる。葉は互生し、倒卵形ないし楕円(だえん)状卵形、長さ3~8センチメートル、先はとがり、基部は円く、縁(へり)に細鋸歯(さいきょし)がある。裏面は主脈に軟毛があり、葉質はやや堅い。4、5月、淡紅色で径3~3.5センチメートルの5弁花を枝先に単生する。花弁は楕円形、萼筒(がくとう)は倒円錐(とうえんすい)形で毛がなく、萼裂片は5枚で反り返り、内面に綿毛がある。雄しべは約20本で花弁より短い。花柱は3~5本あり、基部は合着して毛がある。果実は楕円形ないし倒卵形、長さ約10センチメートルのなし状果となり、秋に黄色に熟し、平滑で芳香がある。中国中部原産で、平安時代には日本に渡来していたという。適湿地でよく育ち、耐寒性があり、剪定(せんてい)もでき、盆栽、庭園樹にする。繁殖は実生(みしょう)、挿木、取木もするが、実生台に接木(つぎき)すると開花、結実するのが早い。果肉は堅くて酸味と渋味があって生食はできないが、氷砂糖を入れた焼酎(しょうちゅう)に漬けてカリン酒をつくり、砂糖と生薑(しょうきょう)(ショウガ)をともに煮つめた汁を固めて「かせいた」という菓子にする。また、輪切りにして砂糖とともに煎(せん)じて、鎮咳(ちんがい)、利尿の薬にする。材は心材が暗紅褐色で美しく、堅くて粘り強いので、床柱、家具、彫刻などに使われる。
 名は、材の木目が東南アジアに産するマメ科のカリン(花櫚)に似ているからという。長野県などでカリンと称して生食したり、菓子、ジャムなどにするものは、果実の表面に綿毛のあるマルメロである。[小林義雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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