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ガロ・ロマン時代 ガロロマンじだい Gallo‐Roman period

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世界大百科事典 第2版の解説

ガロロマンじだい【ガロ・ロマン時代 Gallo‐Roman period】

前3世紀末から後5世紀後半までのローマによるガリア支配の時期を指す。
[共和政期]
 第2次ポエニ戦争時(前218‐前201),都市国家ローマはギリシア人の植民市マッサリア(マルセイユ)の忠誠を足がかりに,地中海沿岸地域を支配し,その後,アルウェルニとアロブロゲス両族間の抗争を利用して支配権を伸ばし,前118年ナルボンヌ地域を属州とした。前105年キンブリとテウトニ両族の東南ガリアへの進出はナルボンヌのローマ支配を揺るがしたが,前102年マッサリアの東エックスにおけるマリウスの戦勝がガリアの平和を回復した。

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世界大百科事典内のガロ・ロマン時代の言及

【民族大移動】より

…すなわち東ゲルマンの諸部族は,いずれも故郷の地を捨てて帝国領内深く入り込み,速やかに遠方へ移動して,それぞれの王権を伸張した反面,ローマ属州の社会や文化の影響力の前に,みずからの本性を失う傾きが強かった。これに反し西ゲルマンの諸部族は,ライン,ドナウの両川に沿った帝国の国境線近く,あるいはゲルマニアの本土に根を下ろしつつ,長い移動の過程で徐々にローマの文物を摂取・消化し,その本性を失うことなく,ゲルマン,ローマ両文化の融合の素地をつくることができた(ガロ・ロマン時代)。その一族であるフランクの王国(フランク王国)が,やがてヨーロッパ中世世界を築く中心的役割を果たすにいたるのは,このような遠因があったからである。…

※「ガロ・ロマン時代」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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