キクモ

百科事典マイペディアの解説

キクモ

本州〜沖縄,東アジアの沼や水田などの浅い水の中にはえるゴマノハグサ科多年草地下茎泥中をはい,茎は長さ10〜30cm。葉は5〜8枚輪生し,水上の葉はキクの葉に似て裂片が細く,水中のものはさらに細く糸状に裂ける。夏〜秋,水上葉の腋に1花をつける。花冠唇形(しんけい)で長さ約9mm,紅紫色。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キクモ
きくも / 菊藻
[学]Limnophila sessiliflora Bl.

ゴマノハグサ科の多年生水草。茎は水中に漂い、長さ20~60センチメートル、軟毛があり、先は水上に立ち上がる。葉は4~8枚輪生し、水中葉は糸状に細く裂け、水上葉は裂片の幅がより広い。夏、水上葉のわきに柄のない花をつける。花冠は唇形で紅紫色、長さ約9ミリメートル。宮城県以西の本州から沖縄の水田や浅い池に生え、中国、東南アジア、インドに広く分布。名は、葉の形がキクを思わせるのでいう。[山崎 敬]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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