コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

キトサン キトサン chitosan

6件 の用語解説(キトサンの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キトサン
キトサン
chitosan

グルコースの誘導体であるNアセチルDグルコサミンの重合体で,化学構造セルロースに似た多糖類をキチンといい,その脱アセチル化物をキトサンという。カニ,エビなどの甲殻類や昆虫の外皮,菌類の細胞壁の主要な構成成分で,地球上で年間約 1000億tが生物生産されており,未利用の最後の天然資源といわれている。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

キトサン(chitosan)

カニ・エビ・昆虫などの外骨格や、微生物キノコの細胞壁を構成するキチンの分解産物。肥料・化粧品の添加剤として用いられるほか、生体内で分解・吸収される点を利用して手術用の糸などに用いられる。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

栄養・生化学辞典の解説

キトサン

 キチンの脱アセチル化物で,グルコサミンが主たる構成糖.

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典の解説

キトサン【chitosan】

不溶性食物繊維のひとつ。かにやえびの甲殻、いかの骨格、きのこなどから抽出されるキチンからアセチル基(CH3CO-)をはずす脱アセチル化を行い、精製される。ただし脱アセチル化は完全には行えず、精製してもキチンが2、3割残るので、一般的には、キチン・キトサンと併記する。キトサンには、血中コレステロールを低下させる作用があり、健康食品として利用されるほか、手術用縫合糸人工皮膚に最適な素材とされ、化粧品をはじめさまざまに活用されている。⇒キチン

出典|講談社
(C)Kodansha 2011.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

キトサン【chitosan】

キチンをアルカリ処理して得られる高分子化合物。重金属の吸着剤、酸性物質の除去剤として利用されるほか、食品・医療用材料として用いられる。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キトサン
きとさん

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

キトサンの関連キーワードキチンえびの不溶性食物せんいのおいしい水高繊維食酸性デタージェント繊維食事植物繊維不消化炭水化物水溶性食物繊維不溶性食物繊維

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

キトサンの関連情報