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キトサン chitosan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キトサン
chitosan

グルコースの誘導体であるNアセチルDグルコサミン重合体で,化学構造がセルロースに似た多糖類キチンといい,その脱アセチル化物をキトサンという。カニ,エビなどの甲殻類昆虫外皮菌類細胞壁の主要な構成成分で,地球上で年間約 1000億tが生物生産されており,未利用の最後の天然資源といわれている。特異な機能をもつ素材として注目を集めており,人工皮膚,体内吸収タイプの縫合糸,シャンプー,リンスなどが開発されたほか,抗癌剤止血剤などの医薬品,衣料用素材などの開発が急ピッチで進んでいる。

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デジタル大辞泉の解説

キトサン(chitosan)

カニ・エビ・昆虫などの外骨格や、微生物キノコの細胞壁を構成するキチンの分解産物。肥料化粧品添加剤として用いられるほか、生体内で分解・吸収される点を利用して手術用の糸などに用いられる。

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栄養・生化学辞典の解説

キトサン

 キチンの脱アセチル化物で,グルコサミンが主たる構成糖.

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漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典の解説

キトサン【chitosan】

不溶性食物繊維のひとつ。かにやえびの甲殻、いかの骨格、きのこなどから抽出されるキチンからアセチル基(CH3CO-)をはずす脱アセチル化を行い、精製される。ただし脱アセチル化は完全には行えず、精製してもキチンが2、3割残るので、一般的には、キチン・キトサンと併記する。キトサンには、血中コレステロールを低下させる作用があり、健康食品として利用されるほか、手術用縫合糸人工皮膚に最適な素材とされ、化粧品をはじめさまざまに活用されている。⇒キチン

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大辞林 第三版の解説

キトサン【chitosan】

キチンをアルカリ処理して得られる高分子化合物。重金属の吸着剤、酸性物質の除去剤として利用されるほか、食品・医療用材料として用いられる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キトサン
きとさん

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