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キャラウェー caraway

翻訳|caraway

百科事典マイペディアの解説

キャラウェー

ヒメウイキョウとも。セリ科の一〜二年草。熟果の乾燥品は香辛料として利用する。弧状に曲がった長楕円形で,ビスケット,ケーキ,チーズ,ザウアークラウト等に広く用いられるほか,リキュール,香粧品,セッケンの香料としても使用。
→関連項目イノンドカンパリクミンディルシーズ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

キャラウェー Caraway, Pawl W.

1905-1985 アメリカの軍人。
1905年12月23日生まれ。復帰前の沖縄で昭和36年第3代琉球列島高等弁務官となり,39年まで在任。絶対的権限を背景に,強硬な直接統治政策をおしすすめ,「キャラウェー旋風」と評された。1985年12月13日死去。79歳。アーカンソー州出身。陸軍士官学校卒。

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世界大百科事典 第2版の解説

キャラウェー【caraway】

果実を香辛料として利用するセリ科の一~二年草。ヨーロッパ原産で,石器時代から栽培したといわれる。根は指くらいの太さ。黄色,肉質で,形状,味ともにニンジンに似て,野菜とする。草丈30~60cmで無毛。茎の下部の葉は葉柄があるが,上部の葉は葉柄がなく羽状に多裂し,小葉は深裂して糸状になる。小さな花は白く,夏,散形花序に多数咲く。果実は長さ3~7mm,三日月形に湾曲し,5本の肋がある。果実はカルボンという精油を含有しカルムcarum実と呼び,ウイキョウ代用品として,健胃駆風薬とする。

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大辞林 第三版の解説

キャラウェー【caraway】

セリ科の一、二年草。ヨーロッパ原産。種子を香辛料・香料に、またウイキョウの代用品として健胃・駆風薬などに用いる。ヒメウイキョウ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キャラウェー
きゃらうぇー
caraway
[学]Carum carvi L.

セリ科の一、二年草。和名ヒメウイキョウ姫茴香)。ヨーロッパ原産で、石器時代から種子を香辛料や防腐剤に利用するため栽培された。日本へは明治初年に渡来したが、栽培は少ない。高さ30~60センチメートル、葉は2回羽状複葉で小葉は細く美しい。根は小さなニンジンのようで黄色肉質、風味もニンジンに似ている。春または秋に播種(はしゅ)すると、当年または翌年の初夏に白色花を開く。果実は細く、やや曲がった5ミリメートルほどで、果柄の先に2個が対(つい)になってつき、褐色に熟したときに収穫する。やや湿気の多い半日陰地でよく育つ。オランダが本場で、ポーランド、デンマークも産地である。近縁の香料植物イノンドもヒメウイキョウとよばれることがあり、しばしば本種と混同される。[星川清親]

食品

完熟した種子をまるごと、あるいは粗びきしたものを香辛料として使う。とくにライムギパン、ケーキ、ビスケット、クッキーなど焼き上げるものによくあう。チーズ料理にもあい、キャラウェーチーズもある。ドイツのキャベツ料理のザウアークラウトや、オランダの酒キュンメルには欠かせないものである。ヨーロッパではもっとも古くから薬味用として栽培されていたようで、スイスの古代湖上住居跡からも種子が発見されている。アラビア人がこの香辛料を知ったのは12世紀になってからで、キャラウェーという名はアラビア語のkarauyaからきている。シェークスピアの『ヘンリー4世』の文中にも出ている。[齋藤 浩]

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367日誕生日大事典の解説

キャラウェー

生年月日:1905年12月23日
沖縄の第3代高等弁務官
1986年没

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