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キルメス Quilmes

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キルメス
Quilmes

アルゼンチン中部,ブエノスアイレス州北東部の都市。首都ブエノスアイレスの南東郊にあり,ブエノスアイレス大都市圏の一部をなす。 1580年に入植が始ったが,発展は 20世紀に入って首都の郊外住宅地として開発されてからである。その後首都の発展に伴って工業が発達,大規模なビール工場があるほか,繊維,ガラス,製紙など各種工業が立地する。ラプラタ川にのぞむ海浜保養地としても知られ,市内には歴史博物館がある。イギリス系住民が多く,専用の学校も設置されている。周辺一帯を含めたキルメス地区の人口 50万 9445 (1991推計) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

キルメス【Kirmess[ドイツ]】

Kirchmesseから出た言葉で,ドイツのキリスト教化によって生じた風俗習慣の一つ。教会献堂祭などと訳される。キルタークKirtag,キルヒワイKirchweihなど,地方によってさまざまに呼ばれ,それぞれの地方に特色がある。教会堂の建立は,その地にキリスト者の教会共同体の形成を最も顕著に表すものであり,教会献堂Kirchweiheの日は,その地域社会にとってキリスト教年中行事の中心となる。キルメスは,毎年この日を記念して3日ないし8日間祝う典礼行事とともに民衆の間に盛んになった祭りで,教会堂の前の広場などで,縁日のような市Messeが開かれ,仮装行列など種々の地方色豊かな催し物やフォークダンスなども行われ,親しまれるようになった。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キルメス
きるめす
Quilmes

アルゼンチン中東部、首都ブエノス・アイレスの南東17キロメートルにある同市の近郊都市。都市圏人口51万6570(2001)。1806年のイギリス艦隊の上陸と、1826~27年のブラジル軍との戦闘により、二度にわたって戦火を浴びた。織物、ガラス、食品などの工業が発達し、とくにビール醸造業の中心地として知られる。[今井圭子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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