コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

キンセンガニ(金線蟹) キンセンガニMatuta lunaris

世界大百科事典 第2版の解説

キンセンガニ【キンセンガニ(金線蟹) Matuta lunaris】

沿岸の砂底にすむ甲殻綱カラッパ科のカニ(イラスト)。甲幅4cm。甲の輪郭はほぼ円形で,側縁の中央部に1本の突起がある。甲面はほとんど平らで,6個の小さな突起が左右相称に並んでいる。歩脚はすべて平らで,すべて形が異なる。これらを巧みに使って砂底近くをすばやく泳ぐほか,とまった場所でたちまち砂に潜ってしまう。じみな灰白色で,甲面にあずき色の小点が多数あるが,これは砂上では明らかなカムフラージュ効果を発揮する。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のキンセンガニ(金線蟹)の言及

【カニ(蟹)】より

…歩脚の断面が丸いクモガニ類やコブシガニ類は前にも斜めにも歩くことができるが,いずれも動きが遅い。アサヒガニやキンセンガニ類の歩脚もワタリガニ類の遊泳脚のように平板状であるが,これらはむしろ後ずさりして砂に潜るのに使われる。
[発生]
 カニ類はノープリウス幼生期を卵内で過ごし,ゾエア幼生で孵化(ふか)するのが一般的であるが,淡水生活に適応しているサワガニ類のみは稚ガニが孵化する直接発生である。…

※「キンセンガニ(金線蟹)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

いい夫婦の日

11月22日。通商産業省(現経済産業省)が制定。パートナーへの感謝の意を示し、絆を深める。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android