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ギョウチュウ(蟯虫) ぎょうちゅう

百科事典マイペディアの解説

ギョウチュウ(蟯虫)【ぎょうちゅう】

線虫類ギョウチュウ科に属する人体寄生虫で腸管に寄生する。体長1cm内外,雌は夜間睡眠時に肛門からはい出し周辺に卵を産みつける。この時かゆみが特に幼児に激しい。テープを肛門部にはりつけて検卵する。
→関連項目駆虫薬センチュウ(線虫)

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世界大百科事典 第2版の解説

ギョウチュウ【ギョウチュウ(蟯虫) pinworm】

双腺綱蟯虫科に属する線形動物。臘様白色,糸くず状の小線虫で,雄は体長3~5mm,体幅0.1~0.2mm,雌は体長7~13mm,体幅0.3~0.5mm程度である。頭部左右に側翼があり,口唇は3個,食道の後端は球状にふくれている。雄の尾端は腹側に巻いており,交接囊様の小尾翼が認められ,1本の交接刺をもっている。雌の尾端は細長くとがり,体部の前方1/3の腹側正中線上に陰門がある。世界中に広く分布しており,集団生活,人口の過密化に伴って感染の機会が多くなるため,日本はじめ先進諸国にも普通にみられる。

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世界大百科事典内のギョウチュウ(蟯虫)の言及

【寄生虫】より

…文献上でも《史記》の倉公伝など,古くから寄生虫についての記載があるが,寄生虫病についても詳しく記載している《諸病源候論》によると,7世紀初頭には伏虫,蚘虫,白虫,肉虫,肺虫,胃虫,弱虫,赤虫,蟯虫の9種の寄生虫が知られていた。伏虫,蚘虫,蟯虫は,それぞれジュウニシチョウチュウ(十二指腸虫),カイチュウ(回虫),ギョウチュウ(蟯虫)とされ,寸白虫ともいう白虫はジョウチュウの節片ではないかとされている。また蠱毒(こどく)といわれていたものの一部もジュウケツキュウチュウ感染ではないかとされている。…

※「ギョウチュウ(蟯虫)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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