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クセノファネス クセノファネスXenophanēs

6件 の用語解説(クセノファネスの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クセノファネス
クセノファネス
Xenophanēs

前6世紀のギリシアの哲学者。イオニアコロフォンに生れ,故郷がペルシア軍に荒されてのちエレアに移住。ピタゴラス同時代人エレア派の創始者。「すべては一つである」という命題を初めて述べたといわれている。

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デジタル大辞泉の解説

クセノファネス(Xenophanēs)

[前565ころ~前470ころ]古代ギリシャの哲学者・詩人。擬人的神観に反対し、神は一にして一切なるものと説いた。エレア学派の祖とする見方もある。

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百科事典マイペディアの解説

クセノファネス

前6世紀のギリシアの詩人,哲学者。イオニアのコロフォンの人。各地を放浪し,風刺詩を作り,ホメロスの擬人的な神々を否定したことで知られる。〈馬や牛に絵を描く能力があれば,馬は馬に似せて,牛は牛に似せて神々の姿を描くであろう〉。

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世界大百科事典 第2版の解説

クセノファネス【Xenophanēs】

前6世紀のギリシアの詩人哲学者。生没年不詳。イオニア地方のコロフォンの人。ホメロスの擬人的な神々に痛烈な批判をあびせた啓蒙的知性の持ち主。〈しかし,かりに牛,馬,獅子などに,手によって人間のように描き作品をしあげる能力があるとすれば,馬は馬に似せて,牛は牛に似せて神々の姿を描くことだろう……〉。彼自身は,人間のように動きまわることなく,しかも全宇宙を見通して支配する一なる神を想定した。【斎藤 忍随

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大辞林 第三版の解説

クセノファネス【Xenophanēs】

前560頃~前478頃) 古代ギリシャの哲学者・詩人。神人同形説を批判し、唯一神を唱えた。エレア学派の祖とされることもある。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クセノファネス
くせのふぁねす
Xenophanes
(前565ころ―前470ころ)

ギリシアの詩人、哲学者。小アジアのコロポン生まれ。祖国が紀元前540年ころペルシア人に占領されたのちは諸国を放浪。イオニアの自然哲学の土壌に育った彼は、徹底した合理精神を貫いて、当時の思想、宗教、倫理に激しい批判を加えた。とくにホメロスやヘシオドスに描かれている擬人化された神々を否定し、「人間と神々のなかで最大の唯一の神」の存在を主張した。彼の思想はエレア学派に強い影響を与えた。[橋本隆夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のクセノファネスの言及

【イオニア学派】より

…この派は唯一つの原初的物質(アルケー)を想定し,これから世界が形成されるとしたが,これは真実在についての体系的説明としての哲学にとって,重要な一歩を踏み出すものであった。コロフォン市に生まれ,シチリアに移住したクセノファネスもこの派に入れられることがあるが,彼がイオニアの宇宙論に精通していたことは疑いえない。エフェソス市生れのヘラクレイトスもこの派に数えられることがあるが,〈相対立するものの調和〉の思想を唱えた彼は,原初的物質の考えを自身のうちになおとどめるとはいえ,物質的一元論の限界を超えており,すでに古代の学説史家の間でもこの派に入れるのは疑問とされている。…

【ギリシア神話】より

… ギリシア神話についての解釈もギリシア自身に始まる。前6世紀の自然哲学者クセノファネスはその擬人観を批判したし,同じ世紀のテアゲネスTheagenēsは神々を擬人化された自然力または倫理的原理とみなすことで神々の栄誉を救おうとした。寓意的解釈の濫觴(らんしよう)であった。…

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