出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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F.W. Clarke(クラーク,1924年)は,深さ16 km までの地殻の各種の岩石,水,大気の成分の分析結果を総合して,地殻,水圏および大気に元素が平均的にどのような割合で存在しているかを示す重量百分率を算出した.この重量百分率をA.E. Fersmanの提唱によりクラーク数という.たとえば,酸素49.5,ケイ素25.8,アルミニウム7.56などである.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
… 地殻は,地球全体の質量の0.4%を担っているにすぎないが,その平均化学組成は,地表岩石の多くの分析値をまとめて,古くから推定されてきた。そのなかでも,1924年にクラークF.W.Clarkeが発表した値が有名であり,〈クラーク数〉と呼ばれている。その後多くの化学組成が発表されており,今日では〈クラーク数〉は歴史的な重要性をもつにすぎない。…
※「クラーク数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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