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グリコール グリコール glycol

翻訳|glycol

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

グリコール
グリコール
glycol

二価アルコール。2つの水酸基が異なった炭素原子に結合しているアルコールの総称。一般式 R(OH)2 。水酸基の結合相互位置によって1,2-,1,3-グリコールという。ユーパック化合物命名法では,グリコールの代りに母体となる炭化水素名の語尾にジオールをつけて呼ぶ。

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デジタル大辞泉の解説

グリコール(glycol)

水酸基を2個もつアルコール類の総称。二価アルコール。ふつうはエチレングリコールをさす。

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百科事典マイペディアの解説

グリコール

2価のアルコールの総称。一般に甘味があり,粘度が高く,相当する1価のアルコールより沸点が高い。水に溶ける。エチレングリコール,1,3−プロパンジオールなどその例。
→関連項目不飽和ポリエステル樹脂

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世界大百科事典 第2版の解説

グリコール【glycol】

2個の水酸基が2個の異なる炭素に結合している脂肪族あるいは脂環式化合物の総称。ジオールdiolともいう。2個の水酸基はそれぞれアルコールとしての性質をもち,隣合せの炭素に結合しているものを1,2‐グリコールといい,間にメチレン鎖-CH2-が増えていくにしたがって,1,3‐グリコール,1,4‐グリコール,1,5‐グリコールなどと呼ばれる。エチレングリコールHOCH2CH2OHのことを工業的にはグリコールと呼ぶことがある。

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大辞林 第三版の解説

グリコール【Glykol】

二個のヒドロキシル基が脂肪族あるいは脂環式化合物の二個の異なる炭素原子に結合した化合物の総称。二価アルコール。最も簡単なものはエチレン-グリコール。一般に甘みがあり、粘度の高い無色液体で水によく溶ける。
エチレン-グリコールの略。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

グリコール
ぐりこーる
glycol

1分子中にヒドロキシ基を2個もつアルコールの総称。もっとも簡単な構造のグリコールは、慣用名エチレングリコール(1,2-エタンジオールが正式名)である。これは、エチレンCH2=CH2を酸素と反応させてエチレンオキシド(酸化エチレン)とし、これから製造され、単にグリコールと略称されることもある。エチレングリコールは、これと炭素数が等しいがヒドロキシ基が1個しかないエタノール(エチルアルコール)CH3CH2OHに比べて沸点が高く、また粘稠(ねんちゅう)である。エチレングリコールはテレフタル酸と重縮合させてポリエチレングリコールテレフタレートとよばれるポリエステルを製造するのに用いられる。このポリエステルは合成繊維としても多く使用されるだけでなく、アルキド樹脂の製造など各種の目的に利用される。さらにエチレングリコールは融点が-12.6℃であるうえ、沸点が197.6℃と高く、しかも水とよく混合するので、自動車のエンジンの冷却用の不凍液としても用いられる。このような種々の用途のために、日本では年間約90万トンのエチレングリコールが生産されている。
 1分子の中に2個のヒドロキシ基があることは、2個のヒドロキシ基の反応性が高いため、分子の一つの箇所でなく二つの方向に向かって反応して、大きい分子をつくることができる意義がある。[徳丸克己]

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世界大百科事典内のグリコールの言及

【アルコール】より

…分子中の炭素原子数の多いか少ないかにしたがって,少ないもの(ふつう炭素原子数5以下)を低級アルコール,多いものを高級アルコールとよぶ。また,水酸基が1個,2個,3個などのアルコールは,それぞれ一価アルコール,二価アルコール(グリコール),三価アルコールなどといい,2価以上のものを多価アルコールとよぶ。一方,水酸基が第一炭素に結合しているアルコール(RCH2OH)を第一(または一級)アルコールとよび,第二,第三炭素に結合しているものを第二アルコール,第三アルコールという。…

【エチレングリコール】より

…化学式HOCH2CH2OH。最も簡単な二価アルコール(グリコール)で,単にグリコールともいう。無色無臭の粘い甘みをもつ不揮発性の液体。…

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