デジタル大辞泉
「グリッサンド」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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グリッサンド
- 〘 名詞 〙 ( [イタリア語] glissando ) 一つの音から他の音へすべらせるように演奏すること。ピアノ、ハープ、木琴などでは、多数の鍵または弦の上に指を一気にすべらせて演奏すること。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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百科事典マイペディア
「グリッサンド」の意味・わかりやすい解説
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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グリッサンド
glissando[イタリア]
音楽用語。〈滑る〉の意。急速な音階を滑るように奏することで,ピアノでは白鍵(または黒鍵)の上で親指か中指の爪を滑らせる。2本指を使う3度,6度あるいは8度平行のグリッサンドは困難であるが,すでにモーツァルトやベートーベンの作品に見られる。グリッサンドはハープでは好んで使われるが,バイオリンでは高度な技巧を要する。管楽器,弦楽器で明確な音程をもたずに連続して滑らすこともグリッサンドといわれることがあるが,これはポルタメントである。
執筆者:寺本 まり子
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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グリッサンド
ぐりっさんど
glissando フランス語
glissando イタリア語
音楽用語。「滑らせる」という動きによってパッセージ(走句)をすばやく演奏する方法。ピアノ演奏の場合には、白鍵(はっけん)上あるいは黒鍵上で指や爪(つめ)を滑らせる技巧をいう。単声のグリッサンドに比べ、3度や6度やオクターブ平行のグリッサンドはきわめて困難である。ハープや木琴などのグリッサンドは容易であるが、バイオリンによるグリッサンドは名人芸的技巧を必要とする。弦上でただ単に指を滑らせるポルタメントの奏法と混同してはならない。
[黒坂俊昭]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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グリッサンド
glissando
音楽用語。高さの異なる2音間を連続的に「滑らせて」経過的に奏することを示す。ピアノでは初めの音から指を代えずにそのまま所定の音まで鍵盤をずらして奏し,弦楽器でも左手の指を代えず指盤上で滑らせて奏する。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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グリッサンド[glissando]
ある音からある音に向かって、上あるいは下からすべらせるように演奏する奏法。ギターやオルガンのグリッサンドなどはよく知られている。
出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報
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