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木琴 もっきん xylophone

翻訳|xylophone

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

木琴
もっきん
xylophone

打楽器の一つ。大きさの異なる木製の並んだ音板を,桴 (ばち) で打奏する。シロフォン,ザイロフォンともいう。音域は普通ハから上に4オクターブくらい。起源は東南アジアといわれ,ヨーロッパでは 16世紀以来知られていた。

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デジタル大辞泉の解説

もっ‐きん〔モク‐〕【木琴】

打楽器の一。堅い木片を音階順に並べ、先に球のついた棒で打って音を出す。シロホン

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百科事典マイペディアの解説

木琴【もっきん】

定音律の打楽器の一種。一般には明治以降に輸入されたザイロフォーンxylophone(シロフォン)をいうが,調律された木片を並べて打奏する楽器の総称でもある。東南アジア,東アジアのものは,木片が共鳴室となる舟形の台に並べられており,歌舞伎下座音楽下座)などに用いられる木琴もこの系統。
→関連項目楽器バラフォンムビラ

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世界大百科事典 第2版の解説

もっきん【木琴】

旋律打楽器の一種。調律された木片を並べて打奏する。歴史は古く,16世紀には東ヨーロッパを旅する放浪楽師がよく使用した。その頃のものは膝の上にのせたり,紐で首からつり下げたり,わらを束ねた上にのせて奏するもの(ドイツ語で〈シュトローフィーデルStrohfiedel〉と呼ばれた)などがあった。1830年代の半ばにユダヤ系ポーランド人グジコフMichał Józef Guzikow(1806‐37)がシュトローフィーデルでパガニーニらの作品をヨーロッパ主要都市で弾き注目された。

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大辞林 第三版の解説

もっきん【木琴】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

木琴
もっきん

調律された木片を複数個並べ、一組として使う打奏楽器の総称。木片(音板)には硬質で乾燥した木が用いられ、木片の長さ、幅、厚みを変えることで音高を調節する。長く、幅広く、薄く削るほど音高は低くなる。音色は木片や桴(ばち)の材質によって変わり、桴の頭部には木やゴムなどの軟質材を用いる。もっとも簡単なつくりの木琴は、奏者のふとももの上に数本の木片を並べて打奏するものや、地面に掘った穴の上に丸太を並べて打奏するもので、アフリカに多くみられる。しかし、一般には木片は固定される場合が多い。東南アジアやアフリカに広くみられるのは、複数の木片を互いに紐(ひも)で結び合わせて外側の枠に固定する方法で、この方法によると木片の振動が妨げられにくく、よい音質が得られる。また枠の上に木片を直接置いて固定する方法もある。この場合は、木片と枠との接触部分にくふうがなされる。16世紀のヨーロッパの木琴は、藁(わら)を束ねた紐の上に木片を並べたのでシュトローフィーデルStrohfiedel(ドイツ語) とよばれた。現在の西洋音楽のザイロフォーン(シロホン)xylophoneも、半音階に三オクターブ半から四オクターブ並べた木片の下にフェルト製などのクッションを敷いている。
 また、並んだ木片の下部には共鳴室がある場合が多い。アフリカのマリンバmarimba類や、西洋のザイロフォーンでは、各木片の下部に共鳴筒が取り付けてある。東南アジアや東アジアの木琴、19世紀に中国から伝来し歌舞伎(かぶき)の下座(げざ)音楽に使われる木琴などでは、舟型に組まれた箱が木片を支える枠と共鳴室の役割を果たしている。[藤田隆則]

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世界大百科事典内の木琴の言及

【楽器】より

…しかし人類が道具を用いるようになって以来,木や骨による〈打ちもの〉,乾燥した木の実などによる〈がらがら〉を知っていたことは十分考えられる。旧石器時代になると,ブル・ロアラー(うなり木),法螺(ほら)貝および笛が現れ,新石器時代にはスリット・ドラム,一面太鼓,楽弓,パンの笛(パンパイプ),横笛,木琴,ジューズ・ハープ(口琴),葦笛など,豊富な種類の楽器が作られるようになった。さらに金属を用いるようになると,鐘やチター系弦楽器が現れる。…

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