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ゲットウ(月桃) ゲットウAlpinia zerumbet

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ゲットウ(月桃)
ゲットウ
Alpinia zerumbet

ショウガ科の多年草インドから東南アジア熱帯に広く分布し,日本でも小笠原,沖縄などに自生する。全長 2mに及ぶ。茎の上部に長い花穂を出し,上半部は重みで垂れる。花は光沢のある淡紅色で,3本あるおしべのうち2本は唇弁状になって,赤と黄の鮮かな縞がある。観賞用とともに葉の繊維を利用するために栽培する。

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百科事典マイペディアの解説

ゲットウ(月桃)【ゲットウ】

ショウガ科の多年草。九州南部〜沖縄,インドシナ,インドに分布。高さ2m内外になり,6〜7月,白色で紅条のある美しい花をふさ状に茎頂から下垂する。観賞用に暖地では露地で,普通は温室内で植栽。生花用にもされる。園芸的に栽培されるのはもっぱら園芸品種のキフゲットウで,黄斑が入った葉が生花などに用いられる。また近年は,球形の赤い果実をつけた茎も花材として利用されている。繁殖は株分けによる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ゲットウ【ゲットウ(月桃) shell flower】

ショウガ科ハナミョウガ属(アルピニアAlpinia)に属する花の美しい多年草。ハナミョウガ属は旧世界の熱帯に150種を産し,このうち日本にもハナミョウガなど数種があり,また観賞用に栽植されるものも20種ほどある。ゲットウは高さ3mに達し,茎が株立ち,長さ60~80cmの披針形の葉を互生し,茎頂部から穂状に花が下垂してつく。花は白く肉質で,唇状の花弁の縁は黄色くその縁に赤色の斑点が入る。キフゲットウcv.Variegataはゲットウの斑(ふ)入品種で葉の両側に黄色の斜線模様が入り,この葉は生花用に八丈島で栽培されている。

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