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コルタサル コルタサル Cortázar, Julio

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コルタサル
コルタサル
Cortázar, Julio

[生]1914.8.26. ベルギーブリュッセル
[没]1984.2.12. フランス,パリ
アルゼンチンの小説家。多年ヨーロッパで生活し,フランツ・カフカウィリアム・カスバート・フォークナーをはじめとする前衛的な文学を多読しながら豊かな想像力を駆使した作品を発表。『懸賞』 Los premios (1960) ののち,『石蹴り遊び』 Rayuela (1963) では,多面的な解釈の可能な反小説的世界を構築した。

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デジタル大辞泉の解説

コルタサル(Julio Cortázar)

[1914~1984]アルゼンチンの小説家・詩人。幻想的作風で知られ、現代人の苦悩と魂の彷徨(ほうこう)を描いた長編小説石蹴り遊び」は、現代ラテンアメリカ文学を代表する作品の一つ。ほかに、短編集「遊戯の終わり」など。

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百科事典マイペディアの解説

コルタサル

アルゼンチンの作家。ベルギーのブリュッセルに生まれ,1918年にアルゼンチンに帰国。1951年からパリに留学し,ユネスコの翻訳官として働く。処女短編集《動物寓意譚》(1951年)はさほど注目されなかったものの,その後《遊戯の終り》(1956年),《秘密の武器》(1958年)などの短編集で,ポーカフカボルヘス等の影響を独自のものへと昇華し,短編作家の名手として確固たる評価を得た。

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大辞林 第三版の解説

コルタサル【Julio Cortázar】

1914~1984) アルゼンチンの小説家。現実と非現実の交錯する幻想的な短編のほか、コード表を付して無数の読みを可能にした長編「石蹴り遊び」など。1951年パリに移住。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コルタサル
こるたさる
Julio Cortzar
(1914―1984)

アルゼンチンの作家。ベルギーのブリュッセル生まれ。幼時から幻想文学に親しみ、ポーから決定的ともいえる影響を受けた。その後もコクトージャリロートレアモン、あるいはカフカジョイススペインのラモン・ゴメス・デ・ラ・セルナらの作品を読みふけり、文学的自己形成を行う。一時、地方の学校で教鞭(きょうべん)をとるが、そのときギリシア神話に題材をとる詩劇『王たち』(1949)を発表、ついで51年には幻想的短編を収めた『動物寓意譚(ぐういたん)』を出版し一部の注目を集めた。同年フランスに留学し、以後もそこにとどまり創作を続けた。
 懸賞に当選した人々を乗せた船で起こる事件を縦糸に、アルゼンチンの現代社会と人間の運命を浮き彫りにする小説『当籤者(とうせんしゃ)たち』(1960)で内外の注目を集め、さらに現代人の魂の彷徨(ほうこう)と愛の探究を描いた小説『石蹴(いしけ)り遊び』(1963)によって現代ラテンアメリカ文学の代表的作家と目される。「自分にとってものを書くのは悪魔祓(ばら)いの儀式」とコルタサルは語る。ほかにも不気味な幻想をたたえた『遊戯の終り』(1956)、『秘密の武器』(1959)、『すべての火は火』(1966)、『通りすがりの男』(1977)などの短編集や『組立てモデル62型』(1968)、『マヌエルの教科書』(1973)などの長編、あるいは『八十世界一日一周』(1967)などのエッセイ集がある。[木村榮一]
『木村榮一著『神話的コルタサル』(『ラテンアメリカ文学を読む』所収・1980・国書刊行会)』

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