コルトレーン(英語表記)Coltrane, John (William)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コルトレーン
Coltrane, John (William)

[生]1926.9.23. ノースカロライナハムレット
[没]1967.7.17. ロングアイランド,ハンティントン
アメリカのジャズテナーサックス奏者。 19歳でプロ活動を始め,1955年にマイルス・デービスコンボに参加して脚光を浴び,60年に自己のコンボを結成,ソプラノサックスを併用した独特なスタイルに基づく前衛的な演奏を繰広げるなかで音楽表現と思想表現をみごとに結びつけ,ジャズに新しい生命を与えた。しかし絶頂期において死亡,ジャズ界に与えた損失とその影響は大きい。代表作『至上の愛』A Love Supremeなど。

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百科事典マイペディアの解説

コルトレーン

米国のジャズ・サックス奏者,作曲家。幾つかのバンドを経て,1955年M.デービスのコンボに参加し有名になり,1960年には自分のバンドを作る。そのころからテナー・サックスだけでなく,ソプラノ・サックスを吹き,この楽器を新しい花形楽器にした。ソニー・ロリンズSonny Rollins〔1930-〕とともに,最も影響力のあるサックス奏者。代表作《ジャイアント・ステップス》《至上の愛》ほか。
→関連項目ジャズドルフィーモード・ジャズモンクリー

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世界大百科事典 第2版の解説

コルトレーン【John Coltrane】

1926‐67
1960年代のジャズをリードしたアメリカの黒人ジャズ・サックス奏者。1955年秋,人気コンボ,マイルス・デービス五重奏団でデビューするまでまったく無名プレーヤーであった。57年をセロニアス・モンク四重奏団ですごし,再びマイルスに復帰。59年話題作《ジャイアント・ステップス》をつくり,まもなく独立して四重奏団をつくり,力作を発表した。それまではテナー・サックスを吹いたが,ソプラノ・サックスも手がけ,この楽器を新しい花形楽器とした。

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大辞林 第三版の解説

コルトレーン【John Coltrane】

1926~1967) アメリカの黒人ジャズ-サックス奏者。1950年代半ばマイルス=デービス五重奏団でデビュー。60年独立してコンボをつくり、テナーとソプラノ-サックスによる表現の限界を追求し、その精神的な生活態度とともにジャズ界の尊敬を集めた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コルトレーン
こるとれーん
John Coltrane
(1926―1967)

アメリカのジャズ・サックス(テナーおよびソプラノ)奏者。ノース・カロライナ州生まれ。19歳でプロ入りし、1955年マイルス・デービスのグループに参加。60年から自身のグループを率いて活躍。ビートの細分化やモードを用いた奏法に創造の努力を続け、前衛ジャズの新たな道を開いて多くの奏者に圧倒的な影響を及ぼした。晩年の演奏は高い精神性を感じさせた。[青木 啓]

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精選版 日本国語大辞典の解説

コルトレーン

(John William Coltrane ジョン=ウィリアム━) アメリカのジャズサックス奏者。マイルス=デービスのコンボを経て独立。テナーとソプラノ‐サックスによる独自な表現を追求して、モダンジャズの新たな道を切り開き、多くの奏者に影響を与えた。主な作品「ブルー‐トレイン」「ジャイアント‐ステップス」「至上の愛」など。(一九二六‐六七

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