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コロネード コロネードcolonnade

翻訳|colonnade

5件 の用語解説(コロネードの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コロネード
コロネード
colonnade

建築用語。列柱廊ともいう。水平の梁の頂きをつないだ柱の列,またはそうしてできた廊下をさす。古代ローマの都市建築で多用され,その壮大さを受継ぐバロックおよび古典主義の時代に,広場などに面する建築に用いられた。

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世界大百科事典 第2版の解説

コロネード【colonnade】

等間隔に並び,上端を水平の部材(古典様式ではエンタブラチュア(オーダー),まれにアーチ)で結ばれた柱の列。列柱廊,柱廊ともいう。街路,広場,庭園,建築物等の周縁に配置される囲いであるが,その機能は囲われる対象や外部との関係でさまざまに変わる。ギリシア時代の広場(アゴラ)に面する柱廊ストアは,コロネードが市民の憩いと歓談の場となった例である。一方,ローマ時代には,コロネードを伴った壮麗な列柱街路が建設された。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コロネード
ころねーど
colonnade

円柱間の上部を水平の梁(はり)で連結した柱廊。独立した建築として構築される場合と、建築の一部をなす場合がある。古くはギリシアの神殿やローマの闘技場などに現れるが、バロックや古典主義の建築にも多く取り入れられた。もっとも規模の大きい典型的な事例は、ベルニーニの設計によるローマのサン・ピエトロ広場のそれであるが、これはカトリックの総本山の前庭部(アトリウム)にふさわしい巧妙なデザインであり、透視図法的な効果によって大聖堂の正面を際だてることに成功している。[濱谷勝也]

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世界大百科事典内のコロネードの言及

【廊下】より

…エジプトのピラミッド複合体の河岸神殿と葬祭殿を結ぶ通路,クノッソスの宮殿の迷路のような歩廊などはその好例である。エジプトの墓神殿やギリシア神殿の列柱廊(コロネード),ギリシアの都市広場アゴラのストアstoaなどは,日射や雨雪を防ぐための歩廊を建築的に壮麗化したものであった。古代ローマ人はギリシアの建築技法を忠実に引き継いだが,さらに住宅建築にも歩廊を積極的に取り入れたことが注目される。…

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