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コンドル コンドル Conder, Josiah

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コンドル
コンドル
Conder, Josiah

[生]1852.9.28. ロンドン
[没]1920.6.21. 東京
イギリスの建築家。サウスケンジントン美術学校で R.スミスおよび W.バージェズに学び,1877年日本政府の招聘で来日,工部省技術官ならびに工部大学校 (現東京大学工学部) 造家学科講師となり,日本人建築家を養成するとともに,明治初期の多くの重要な建築を設計,監督し,日本の近代建築の発展に多大の貢献をした。

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コンドル
コンドル

(1) Vultur gryphus; Andean condor タカ目コンドル科。雄は全長 1.3m,翼開張 3mをこえ,飛ぶ鳥では最大級種。雌は雄よりやや小型。成鳥の頭部の皮膚は裸出し紫黒色。

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デジタル大辞泉の解説

コンドル(condor)

コンドル科の鳥。雄は全長約1.3メートル、体重12キロ。全体に黒色で、翼の一部とくびが白く、頭部に羽毛はない。動物の死体を主食とする。南米アンデス山脈に分布。
タカ目コンドル科の鳥の総称。カリフォルニアコンドル・クロコンドルなど6種が北アメリカ南部から南アメリカに分布。小形のヒメコンドルは鶏大。はげたか。

コンドル(Josiah Conder)

[1852~1920]英国の建築家。明治10年(1877)来日。鹿鳴館ニコライ堂などを設計し、西洋建築の導入に尽力した。コンダー

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百科事典マイペディアの解説

コンドル

英国の建築家。ロンドンに生まれ,東京で没。1877年政府の招きで来日して,洋風建築を設計,指導し,日本の近代建築史に大きな足跡を残した。作品に旧東京帝室博物館鹿鳴館ニコライ堂などがある。
→関連項目辰野金吾

コンドル

コンドル科の鳥。翼長80cm,体長1.1m。頭部と頸は裸出し,体は黒く,翼の一部は灰白色。南アメリカのアンデス山脈にすみ,おもに動物の死肉を食べるが,家畜を襲うこともある。
→関連項目ハゲワシ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

コンドル Conder, Josiah

1852-1920 イギリスの建築家。
1852年9月28日生まれ。明治10年(1877)来日,工部大学校(現東大)で建築学をおしえ,辰野(たつの)金吾らおおくの建築家をそだてる。建築教育の制度をととのえ,鹿鳴(ろくめい)館,ニコライ堂など70以上の建物を設計した。大正9年6月21日東京で死去。67歳。ロンドン出身。ロンドン大卒。作品に東京帝室博物館,三井倶楽部(クラブ)など。

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朝日日本歴史人物事典の解説

コンドル

没年:大正9.6.21(1920)
生年:1852.9.28
明治大正期の「わが国建築界の父」と呼ばれるイギリス人建築家。日本美術の海外紹介者としても知られる。南ケンジントン美術学校ロンドン大学で建築を学び,英国王立建築家協会主宰のソーン設計競技優勝の経歴を持つ。明治10(1877)年に来日し,工部大学校の初代造家学科教師として西洋建築学を教える一方,工部省営繕局顧問も兼ねて上野博物館,鹿鳴館,有栖川宮邸などを設計,皇居造営事業や官庁集中計画にも参画した。同23年に官界を退いたのちも終生日本にとどまり,ニコライ堂や三菱1号館,数多くの邸宅を手がけた。建築に対する真摯な態度と誠実な人柄には定評があったが,様式的な影響力は弱く,その業績は技術面に偏りがちであった。なお,絵師河鍋暁斎の弟子として「暁英」の雅号を持つ。<参考文献>『ジョサイア・コンドル博士遺作集』,小野木重勝『日本の建築2.様式の礎』,河東義之『ジョサイア・コンドル建築図面集』

(河東義之)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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デジタル大辞泉プラスの解説

コンドル

1975年製作のアメリカ映画。原題《Three Days of the Condor》。ロバート・レッドフォード出演のポリティカルサスペンス。監督:シドニーポラック、共演:フェイ・ダナウェイ、クリフ・ロバートソン、マックス・フォン・シドーほか。

コンドル

1939年製作のアメリカ映画。原題《Only Angels Have Wings》。ケーリー・グラント主演の航空映画。監督:ハワードホークス、共演:ジーン・アーサー、リタ・ヘイワースほか。

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世界大百科事典 第2版の解説

コンドル【condor】

タカ目コンドル科Cathartidaeの鳥の総称,またはそのうちの1種を指す。この科の鳥は,南北アメリカの特産で,大型の腐肉食性の猛禽(もうきん)である。形態と生態は,旧世界に分布するハゲワシ類に似ているが,ハゲワシはタカ科に属し,コンドルとは科が異なる。ただし,英語ではカリフォルニアコンドルとコンドルの2種のみをcondorと呼び,他の5種とハゲワシ類をともにvultureと呼ぶ。日本ではcondor,vultureをともにハゲタカと訳すことがあるが,ハゲタカは鳥学上の用語ではない。

コンドル【Josiah Conder】

1852‐1920
日本人建築家を養成し,日本に西洋建築を実現するために来日したイギリス人建築家。名前は本来はコンダーと発音する。生地ロンドンにおいて,ビクトリア朝ゴシックの建築家バージェスWilliam Burges(1827‐81)の事務所等で修業し,1876年にイギリス王立建築家協会(RIBA)主催のソーン賞設計競技に入賞して一流の才能を示した。翌年(明治10)工部大学校造家学教師として来日,辰野金吾片山東熊曾禰達蔵ら多くの建築家を育て,日本の近代洋風建築の基礎を作った。

コンドル【Only Angels Have Wings】

ハワード・ホークスが1939年に製作,監督した航空映画の古典的名作。トーキー誕生後,音の魅力とともに航空撮影や特殊技術の進歩によって,空中戦映画や航空映画は流行のジャンルの一つとなったが,これはホークス自身の見聞と体験をもとにしたもので,南アメリカのアンデス山中の小空港を舞台に郵便飛行士たちの命がけの任務と冒険を描く。濃霧の中の飛行,不意に機内にとび込んでくるコンドル……,ホークス好みの危険に生きる男たちのアクションと友情のドラマである。

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大辞林 第三版の解説

コンドル【condor】

タカ目コンドル科の鳥の総称。六種が知られ、南北アメリカにのみ分布。いずれも頭が裸出し、腐肉を主食とする。ハゲワシ・ハゲタカと呼ばれることもあるが、旧世界に生息するハゲワシ類とは別種。
の一種。全長1.1メートル 以上、両翼を広げると3メートル 以上もある巨鳥。羽色は黒色で、翼に大きな白色部がある。頭・頸くびには羽毛がなく、襟に襟巻状の白い綿羽がある。南米アンデスの高山に生息する。

コンドル【Josiah Conder】

1852~1920) 〔本来はコンダー〕 イギリスの建築家。1877年(明治10)来日。工部大学校教師として建築家の養成に尽くす。鹿鳴館・ニコライ堂などを設計、西洋建築の日本への導入に貢献。

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世界大百科事典内のコンドルの言及

【近代建築】より

…第1に御雇外国人を招いて主要な建築の設計を委嘱したことである。大きな足跡を残した人物として,造幣寮(1871,大阪)などを造ったウォートルス,工部大学校本館(1887,東京)などを設計したボアンビルC.de Boinville,陸軍参謀本部(1881以降,東京)などの設計者カペレッティ,それにコンドル,エンデHermann Ende,ベックマンWilhelm Böckmannらがいる。なかでもコンドルは来日後死去するまでの間ほとんど日本に滞在し,設計ならびに後進の指導などを通じて最も日本に貢献したといえる。…

【高層建築】より

…また,1872年の銀座から築地にかけての大火は,この建物の西欧化に加え,建物の不燃化を促進する契機となった。イギリスのT.J.ウォートルスやJ.コンドルらを中心とする建築技術者は,銀座や丸の内,さらには浅草に,赤煉瓦でつくられた洋風建築の町並みを建設していった。これらの2~3階建ての煉瓦造建築は91年におきた濃尾地震によりその耐震性が問題とされ,帯鉄や鉄筋によって補強されながらも大正の初期まで建設されていった。…

【日本建築】より

…明治政府が外国人技師を招いて官庁建築の建設を始めてから,本格的な西洋建築が伝えられた。外人建築家はJ.コンドル(ニコライ堂,鹿鳴館),ウォートルス(大阪造幣寮)らで,その設計した建築は当時のヨーロッパ建築界の情勢を反映し,ルネサンス様式を主体とする折衷主義的なものである。コンドルは工部大学校の講師として多くの日本人建築家を養成し,1890年ころからは日本人建築家による大建築ができるようになった。…

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