ゴブリン(goblin)
1 ヨーロッパの伝説などに登場する小鬼。
2 (Goblin)太陽系外縁天体の一。小惑星センターによる仮符号2015TG387を割り当てられた同天体の愛称。2015年、カーネギー研究所の観測チームがすばる望遠鏡で発見。発見時の太陽からの距離は80天文単位。公転周期は3万年以上。極端に離心率が大きい長楕円軌道を描き、遠日点の距離は約2300天文単位であると推測されている。
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ゴブリン
イギリスのいたずら好きの小人の精霊。同種のものにドイツのコーボルト,フランスのゴブランがある。大地,鉱山,馬などに関係づけられることが多い。
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ゴブリン【Goblin】
醜い小人の姿をした意地の悪い精霊。森や洞窟に住むといわれ,ドイツのコーボルト,フランスのゴブランGobelinと同義。子どもと馬を好み,たてがみをくしけずったり,悪い子どもをさらうと信じられ,昔,乳母たちは〈ゴブリンが食べに来るよ〉と言って子どもを寝かしつけた。アングリア地方の幼児語ではポーキー・ホーキーPokey‐hokeyという。同類のホブゴブリンHobgoblinはいたずらだが家事の手伝いをする良い家霊とされる。
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