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すばる望遠鏡 すばるぼうえんきょうSUBARU telescope

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

すばる望遠鏡
すばるぼうえんきょう
SUBARU telescope

ハワイ島マウナケア山頂 4200mに国立天文台が建設した,有効口径 8.2mの光学赤外線望遠鏡。1999年1月に初受光が行なわれ,2000年12月に本格運用を開始した。主鏡が 1枚の鏡で構成される望遠鏡としては世界最大級の口径で,ほかの大口径望遠鏡にはない主焦点を備え,広視野での観測ができる。また,紫外線から中間赤外線の一部まで幅広い波長域で観測可能。主鏡は薄メニスカス鏡を用いて軽量化するとともに,裏側に 260個あまりのセンサ兼鏡面補正用アクチュエータを装備して鏡自身の重さによる鏡面のたわみを補正する。さらに補償光学システムの導入で,空気のゆらぎによる像の劣化が補正され,赤外線領域で 0.03秒角の解析度が得られる。望遠鏡のドームは外部の乱れた空気を入れず,効果的に内部の熱を排出できるよう設計された新型の円筒型ドームとなっている。2013年には 116個の電荷結合素子 CCDを使った合計 8億7000万画素の超広視野主焦点カメラでアンドロメダ銀河の全体像を一度に撮影することに成功した。

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知恵蔵の解説

すばる望遠鏡

文部科学省国立天文台が建設した口径8.2mの反射望遠鏡。米国ハワイ島マウナケア山頂(標高約4200m)に設置され、観測可能な波長域は紫外線から可視光全域、及び近赤外線から中間赤外線の一部。主焦点、カセグレン焦点ナスミス焦点の3焦点で観測できる。主焦点を備えるのは8m級望遠鏡では「すばる」のみで、他の口径8m級望遠鏡にはない広視野を誇る。2000年12月以降、本格的な共同利用観測が行われている。

(谷口義明 愛媛大学宇宙進化研究センターセンター長 / 2007年)

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デジタル大辞泉の解説

すばる‐ぼうえんきょう〔‐バウヱンキヤウ〕【すばる望遠鏡】

日本の国立天文台ハワイ観測所が運用している大型光学赤外線望遠鏡。ハワイ島のマウナケア山頂付近(標高4139メートル)に設置されている。光を集める鏡の有効口径は8.2メートルで、単一鏡の望遠鏡としては世界最大級。この巨大な主鏡を261本のロボットの指が支え、鏡面の歪みを補正する補償光学技術をもつ。リニアモーターを採用した駆動システムにより0.1秒角の精度で天体を追尾できる。銀河恒星などを主とする可視光観測、および極めて遠方の銀河や障害物により可視光では見えにくい天体などの観測に適した赤外線観測を行う。平成11年(1999)完成。「すばる」の名称は公募による。

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百科事典マイペディアの解説

すばる望遠鏡【すばるぼうえんきょう】

日本の国立天文台の世界最大級の望遠鏡。天文観測に適した気象,高度,アクセスなどを備えるアメリカのハワイ島のマウナ・ケア山頂(標高4205m)の国際観測所(ハワイ大学管理)内に1999年に完成した。

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大辞林 第三版の解説

すばるぼうえんきょう【すばる望遠鏡】

国立天文台がハワイ島マウナケア山頂に建設した光学赤外線望遠鏡。1999年(平成11)完成。有効口径8.2メートル の集光鏡は世界最大級。

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