コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ゴム状弾性 ゴムじょうだんせい rubber-like elasticity

3件 の用語解説(ゴム状弾性の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ゴム状弾性
ゴムじょうだんせい
rubber-like elasticity

ゴムやゴム類似物質の示す弾性ゴム弾性ともいう。鎖状の高分子構造をもつが,高温で弾性を失う物質に硫黄を添加 (加硫) して網目構造をつくり,弾性を示す温度範囲を広くする。ゴムのヤング率 (→弾性係数 ) は金属の 10万分の1で,原寸法の数倍まで伸びる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

ゴム状弾性【ゴムじょうだんせい】

ゴム弾性とも。ゴムおよび類似の物質(弾性硫黄,各種合成ゴム等)が示す特異な弾性。これらの物質はきわめて伸びやすく(ヤング率が普通の固体の約10万分の1)またもとの長さの数倍も伸びるが,特に一定荷重のもとで温度を上げると長さが縮み,断熱的伸びでは発熱する(普通の固体では吸熱)。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ゴムじょうだんせい【ゴム状弾性 rubber‐like elasticity】

ゴムやゴムに類似した物質の示す弾性。引張りや圧縮の力を加えたときのゴムの可逆的な伸び,縮み(弾性)は,金属の弾性と著しい違いを示す。例えばゴムは元の長さの数倍にも変形させることができるし,弾性係数も金属の場合の1万分の1程度である。また,金属の弾性係数は温度にあまり依存しないのに対し,ゴムのそれは温度に比例する。これらのことは,ゴム状弾性の機構が,金属の弾性の機構と異なっていることを示している。ゴムは,長い鎖状の高分子からなっており,長い鎖の各部分が不規則にあちらこちらの向きになり,うねうねと曲がっていると,鎖の両端の間の距離がRになる確率は,W(R)=Aexp(-b2R2)で与えられる(A,bは定数)。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ゴム状弾性の関連キーワードゴム糸護謨ゴム植物ゴム弾性ゴム紐ゴム輪弾性ゴム加硫ゴム硬化ゴムゴム跳び

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone