サクソニー(英語表記)saxony

翻訳|Saxony

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サクソニー
saxony

毛織物の一種。優良な羊毛糸を使った平織または綾織で,縮絨したもの。手ざわりが柔らかくつやがあり,弾力性に富むところから外套,背広などの生地に用いられる。起源はドイツのザクセン地方で,同地方産のメリノ羊毛を使用した毛織物であるところからこの名がある。

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デジタル大辞泉の解説

サクソニー(Saxony)

ザクセンの英語名。
ザクセン地方から産出する良質のメリノ羊毛を用いた毛織物。また、これに似た風合いの毛織物。縞柄が多い。背広・コート地などに用いる。

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百科事典マイペディアの解説

サクソニー

ザクセン

サクソニー

紡毛織物の一種。薄メルトンとも。本来はサクソニー・メリノ羊毛糸を用いた。平織または綾織とし,軽く縮充仕上げをする。普通起毛しないので織目が見える。縞(しま)模様が多く,背広,婦人服などにする。

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世界大百科事典 第2版の解説

サクソニー【saxony】

1765年,スペイン国王からドイツのザクセン(英語ではサクソニー)地方の領主に贈られたメリノ種の羊は,サクソニー・メリノ種として優れた羊毛を産するようになるが,この羊毛を用いた上質の柔らかい毛織物をいう。綾織と平織があり,高級コート地,スーツ,ジャケットなどに用いられる。現在ではオーストラリアその他のメリノ羊毛を用い,綾織,軽い縮絨(しゆくじゆう)のミルド仕上げをした中肉梳毛糸(そもうし)使いの服地をおもにサクソニーと呼んでいる。

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大辞林 第三版の解説

サクソニー【Saxony】

◇ ザクセンの英語名。
ザクセン地方に産する上質の毛織物。

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