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サザランド Sutherland, Efua

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サザランド
Sutherland, Efua

[生]1924.6.27. イギリス領ゴールドコースト,ケープコースト
[没]1996.1.2.
ガーナの女性劇作家,詩人,児童文学作家。英語で執筆。ガーナで教員養成所を出たのちイギリスに留学,ケンブリッジのホマートン・カレッジで教育学を,ロンドン大学東洋アフリカ研究所で言語学を学んだ。1950年代初めに帰国,1954年にアメリカ黒人と結婚,数々の文化活動に参加し始めた。1957年ガーナ作家協会の設立に尽力,1959年文芸誌『オキエアメ』Okyeameを創刊。ロックフェラー財団とガーナ芸術評議会から援助を受けてガーナ大学に実験劇場ガーナ・ドラマ・スタジオを設立。アフリカ文学や演劇の調査研究,ガーナ大学の移動劇団クスム・アゴロンバ Kusum Agorombaの指導,多数のシナリオの執筆や上演,短編の発表などの活動を行なった。1960年代には『エドゥファ』Edufa(1967),3幕物の『フォリワ』Foriwa(1967)など,アフリカの伝統とヨーロッパ式の現代生活との衝突を扱った代表作が上演された。そのほか児童文学にも関心をもち,『ハゲタカ! ハゲタカ!』Vulture! Vulture!(1968),『タヒンタ』Tahinta(1968)などのリズム演劇,『アフリカの遊び時間』Playtime in Africa(1960),『道路づくり』The Roadmakers(1961)のような絵物語をつくった。(→アフリカ文学

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百科事典マイペディアの解説

サザランド

米国の生理学者。カンザス州生れ。ワシントン大学医学部卒。1963年バンダービルト大学教授。肝臓グリコーゲンとホルモン作用との関連を研究し,特殊な生理活性をもつ環状AMPを発見した。

サザランド

英国の画家。ロンドン生れ。シュルレアリスムの影響を受け,1930年代に水彩,グアッシュで特異な風景画の連作を試み,また1946年にはノーサンプトンのセント・マシュー教会に壁画《キリスト磔刑図》を描いた。

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世界大百科事典 第2版の解説

サザランド【Graham Sutherland】

1903‐80
イギリスの画家。ロンドン生れ。少年期を地方で過ごし,ロンドンの美術学校を卒業。銅版画家として美術学校で教えるうち油絵に集中し,自然をみつめてイギリス風景画の伝統を体得する。1930年代にはシュルレアリスム展に参加し,ピカソの《ゲルニカ》に感動した。第2次大戦中は戦争記録画家としてイギリス各地やフランスに旅し,大戦末ノーサンプトンの教会にキリスト磔刑図を制作した(1946完成)。戦後は著名人(モームチャーチルなど)の肖像画のほか,彫刻,タピスリーも試み,F.ベーコンらに大きな影響を与えた。

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世界大百科事典内のサザランドの言及

【コンピューターアート】より

…映像作品にはハード,ソフト,メモリーを含む制作環境の変化が大きく影響しており,体験型の作品には仮想現実(VR)などの分野におけるエンジニアリングが,そしてネットワークアートやマルチメディアにはPCの普及や通信のインフラが大きく関与しているといえるだろう。
[黎明期の技術]
そもそも,今日のコンピューターグラフィックス(CG)制作環境の基礎となるハードウェアやインターフェースは,アメリカの軍事技術の探究によって生み出されたもので,本格的なCG制作環境が整ったのは,1960年代にマサチューセッツ工科大学(MIT)のアイバン・サザランドがスケッチパッドという対話型の図形処理システムを完成して以降である。サザランドがユタ大学へ移籍してからは,HMD(ヘッドマウントディスプレー)やフライトシミュレーターのようなVR技術のルーツとなるハードを開発するかたわらで,さまざまな人物に大きな影響を与えた。…

※「サザランド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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