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サンゴジュ(珊瑚樹) サンゴジュViburnum awabuki

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サンゴジュ(珊瑚樹)
サンゴジュ
Viburnum awabuki

スイカズラ科の常緑小高木で,高さ6~9mに達する。アジアの暖温帯から亜熱帯にかけて広い分布をもつ。日本では暖かい地方の海岸に自生するが,庭木生垣として広く栽植され,水分が多いので防火性があるといわれる。葉は長さ 10~20cmの長楕円形で質は厚く,上面に光沢がある。初夏,枝先に円錐花序を出して多数の白色の小花をつける。果実は赤く熟し,赤い穂が垂れて美しいのをサンゴに見立てたものである。材は木理が細かいのでろくろ細工などに用いられる。

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百科事典マイペディアの解説

サンゴジュ(珊瑚樹)【サンゴジュ】

スイカズラ科の常緑高木。関東以西〜沖縄の海岸に自生し,高さ7〜8mになる。防火・防風・防潮樹として適し,刈込みにも耐えるので生垣や庭木にされる。狭楕円形で光沢のある大型の葉を対生

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世界大百科事典 第2版の解説

サンゴジュ【サンゴジュ(珊瑚樹) Viburnum odoratissimum Ker‐Gawl.】

常緑樹林内にはえるスイカズラ科の高木。刈り込むとよく茂るため,近年は生垣として多用されるが,古くから防火樹とされた。挿木でよくふえ,生長も早い。高さ6~10m,材に水分が多く,燃やすと泡をふくのでアワブキの別名がある。葉は長楕円形,長さ7~15cm,常緑で光沢がある。花は枝の先に多数集まって円錐状となり,6月に咲く。花冠は白く,合弁で5裂する。子房は下位,3心皮からなるが,稔性胚珠は1個。花柱は短く,柱頭は頭状。

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