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サンタ・アナ Santa Ana

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世界大百科事典 第2版の解説

サンタ・アナ【Santa Ana】

アメリカ合衆国カリフォルニア州南西部の都市。人口29万1000(1994)。ロサンゼルスの南東55km,サンタ・アナ川に臨む。1869年に町が建設され,サンタ・アナ・バレーの肥沃な農業(オレンジトウガラシテンサイなど)地帯の交易中心地として発達したが,1940年代より工業化・住宅地化が進行してきた。高額所得者とメキシコ系を中心とする低所得人口が並存する。サンタ・アナ大学やバワーズ博物館などの文化施設をもつ。

サンタ・アナ【Santa Ana】

エルサルバドル西部の同国第2の都市。人口20万2337(1992)。現在の名は1708年にさかのぼる。同国のコーヒータバコサトウキビ等の生産中心地で,また近くには避暑地として知られるコアテペク湖がある。16km西方にはチャルチュアパ市があり,同市はグアテマラ大統領J.R.バリオスの戦没(1885)の地,前5000年からのインディオの遺跡がある地として知られる。【山崎 カヲル】

サンタ・アナ【Antonio López de Santa Anna】

1794‐1876
メキシコの軍人,大統領。独立からレフォルマへ向かう過渡期に,軍人としては有能であったが,日和見主義の政治家として,定見のない行動と奇怪な遍歴によって,メキシコの運命を左右した。イダルゴが蜂起した時期に軍人となり,イトゥルビデ軍に加わって独立を達成したが,2年後に彼を打倒。初代共和国大統領ビクトリアとも対立。29年スペインとの戦争で国民的英雄となる。33年から11回大統領になり,中央集権化をはかったが,A.ブスタマンテやG.ファリアスなどに実務を執らせることが多かった。

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