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シキミ酸 シキミさん shikimic acid

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シキミ酸
シキミさん
shikimic acid

融点 184℃の結晶。シキミの果実中から見出された。植物での芳香族化合物の生合成中間体として,キナ酸とともに重要な役割をもつものと考えられている。

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デジタル大辞泉の解説

シキミ‐さん【シキミ酸】

植物体において、芳香族化合物リグニンの中間体として機能する有機化合物シキミから見出されたが、多くの植物に見られる。近年、インフルエンザ治療薬オセルタミビル(商品名タミフル)の原料として用いられる。化学式C7H10O5

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世界大百科事典 第2版の解説

しきみさん【シキミ酸 shikimic acid】

シキミの果実からエイクマンC.Eijkmanが抽出単離(1885)した芳香族カルボン酸で,シキミの果実に約25%(風乾量),葉に0.5%(湿重量)含まれる。チロシンフェニルアラニンなどの芳香族アミノ酸の前駆体として重要で,シキミ酸経路呼ばれる代謝経路を経て,これらのアミノ酸が合成される。この経路は高等植物に広く知られている。またタンニンの主要成分である没食子酸の前駆体でもある。シキミ酸の生合成は,ヘキソースリン酸分路またはペントースリン酸回路と呼ばれる経路に由来するエリトロース‐4‐リン酸と解糖によって生じるホスホエノールピルビン酸の結合によって行われる

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