デジタル大辞泉
「シップ」の意味・読み・例文・類語
シップ
[接尾]《英語の接尾語-shipから》他の語の下に付けて用いる。
1 状態。性質。「フレンドシップ」
2 能力。技能。「リーダーシップ」
3 地位。資格。「パートナーシップ」「メンバーシップ」
4 態度。心構え。「スポーツマンシップ」
シップ(ship)
1 船。汽船。特に大型船。
2 (船に積み込むから)商品を出荷すること。
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シップ
ship
船の総称であるが,帆船の場合には完全帆装をもつ大型帆船の一種をいう。 17世紀から 19世紀にかけて,帆船は用途,船型,帆装などが多様化したため,一見して違いのわかる帆装形式による呼称が普遍化し,シップはバークと並んで大型帆船を代表した。原則的には,3本以上の帆柱をもち,そのすべてに横帆を装備するもので,有名なネルソン艦隊の旗艦『ビクトリー』やクリッパーの典型とされる『カティ・サーク』などがそれにあたる。順風に適する反面,逆走性能は劣るため,帆船時代の終りには実用的な大型スクーナーに押されていた。 1902年進水のドイツの『プロイセン』は,長さ 124mの大型船で,5本の帆柱に 47枚の帆を展張したが,もはや帆船による海運の時代ではなくなっていた。
シップ
cold isostatic press; CIP
冷間静水圧プレス。常温静水圧成形ともよぶ。水中での等方圧を利用して,セラミックスなどの粉末を,全体にむらなく均一に圧力をかけて押し固め成形する方法。湿式法と乾式法とがある。粉末をゴム製容器に詰めたものを耐圧装置の中に入れて水圧をかける。圧粉密度の変化が少く,ひずみの少い成形体が作れ,複雑形状品が成形できるが,成形速度は金型に及ばない。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
シップ
帆装様式による帆船の分類の一つ。3本または4本のマストを有し,すべてのマストに多数の横帆を張り,船首のバウスプリットと各マスト間には三角帆,最後部マストにはガフをつけて縦帆を張る。
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