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シューブ シューブexacerbation; Schub

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シューブ
exacerbation; Schub

急性増悪のこと。結核の慢性経過中,病状が急速に悪化することをいう。毒力の強い結核菌が,一時的に安定していた病巣から一時に多量放出され,健康な肺葉をおかし進展する。

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デジタル大辞泉の解説

シューブ(〈ドイツ〉Schub)

シュープとも》病状が急速に悪化・拡大をみせること。肺結核で多くみられる。急性増悪。

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世界大百科事典 第2版の解説

シューブ【Schub[ドイツ]】

結核の進展様式に用いられる言葉で,〈階段状に〉という意味のドイツ語schubweiseを簡略化した慣用語である。結核の進展の様式にはリンパ行性転移,血行性転移,管内性転移の三つの様式があるが,肺結核においては,管内性転移の一つである気管支性転移により進展する場合が多い。すなわち,結核性空洞から散布された結核菌は気管支を経て,一般に肺の上から下へ,後方から前方へと進展し,ときには対側肺にも新しい病巣を形成する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シューブ
しゅーぶ

語源はドイツ語のSchubであるが、医学および医療の社会では、むしろ日本語化して用いられているもので、肺結核症の経過中に、自覚症状および他覚症状が急激に悪化することをいう。毒力の強い結核菌が、過労などの個体の抵抗力の低下を誘因として、新たに広がり、病変を拡大するときにおこるとされている。[渡辺 裕]

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