コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

シリコーン樹脂 シリコーンじゅしsilicone resin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シリコーン樹脂
シリコーンじゅし
silicone resin

ケイ素樹脂とも呼ばれる。主鎖がシロキサン結合から成る重合体の総称。 200℃以下では変化しない熱安定性があるうえ,被覆力があって水をはじく性質をもっており,また電気の絶縁性もある。したがって,耐熱性ゴム,防水加工剤として,また高温や水中で利用するモータなどの絶縁に使うこともある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

大辞林 第三版の解説

シリコーンじゅし【シリコーン樹脂】

シリコーンの一。ゴム状・ワニス状・グリース状・油状のものがあり、低温から高温(摂氏マイナス80~260度)まで安定。電気絶縁物・耐熱性塗料・接着剤・防水剤などに用いる。珪素樹脂。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シリコーン樹脂
しりこーんじゅし
silicone resin

ケイ素樹脂ともいわれ、シリコーンのなかで三次元の網状構造をもったものである。有機の基Rとしてメチル基とフェニル基とが一般的であり、トリクロロシランRSiCl3とジクロロシランR2SiCl2を、希望の割合で混合したところに、トルエンなどの溶媒を加え、加水分解してRSi(OH)3とR2Si(OH)2のシラノールを共縮合させて架橋網状構造物をつくる。
 シリコーン樹脂は一般に耐熱性、耐湿性、耐腐食性、耐候性、耐薬品性に優れているが、機械的強度はあまり大きくない。電気絶縁材料(電線被覆)、成形品、耐熱性塗料、医療用器具などに用いられる。[垣内 弘]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のシリコーン樹脂の言及

【ケイ素樹脂(珪素樹脂)】より

…シリコーンともいう。化学式に示したR,R′あるいは重合度nを変えることによって,油状(シリコーン油),ゴム状(シリコーンゴム),樹脂状(狭義のケイ素樹脂,シリコーン樹脂)と多様に変化する。なお中心元素であるケイ素はシリコンsiliconと表現される。…

※「シリコーン樹脂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

シリコーン樹脂の関連キーワードエンジニアリングプラスチックケイ素樹脂(珪素樹脂)モールド・トランジスタフォームプラスチックケイ(珪)素樹脂オーブンペーパーケイ素樹脂てんぷら油四塩化珪素お釜ジャー絶縁塗料珪素樹脂ケイ素培養栓防水剤油状

今日のキーワード

白根山

① 栃木県と群馬県との境にある火山。山中に五色沼、北麓に丸沼・菅沼がある。海抜25...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

シリコーン樹脂の関連情報