コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

シロウリ

栄養・生化学辞典の解説

シロウリ

 [Cucumis melo var. conomon].スミレ目ウリ科キュウリ属のつる性一年草.20〜30cmになる.食用にする.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

百科事典マイペディアの解説

シロウリ

ウリ科の一年生の野菜。マクワウリの一変種で,全体によく似ているが,果実は大きく,長さ20〜30cm,芳香や甘味がない。普通栽培のほか早熟・抑制・促成栽培がある。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シロウリ
しろうり / 白瓜
[学]Cucumis melo L. var. conomon Makino

ウリ科の一年生つる草。中国またはインド原産で、果菜として栽培される。アオウリ、ツケウリともいう。マクワウリの1変種で、植物体はマクワウリとほとんど同じであるが、もっぱら漬物用とされる。変種名のconomonは日本語の「香(こう)の物(もの)」に由来する。果実が熟するまでは緑色を保つのでアオウリ(青瓜)ともよばれ、果実が完熟すると白くなるのでシロウリとよばれる。中国古代の越(えつ)地方で古くから栽培されていたので中国名は越瓜で、日本に伝わってのちも越瓜の字をあてている。日本への渡来は古く、『大和本草(やまとほんぞう)』(918)に記載がある。現在栽培される品種には、白瓜、ヘチマ、堅瓜(かたうり)、黒門(くろもん)などがある。果実は円筒形で大きさは品種によりさまざまで、長さ60センチメートル、直径15センチメートルになる大果品種もある。栽培は直播(じかま)き、または苗を仕立てて移植し、地面にはわせてつくる。シロウリは本つるに雌花がつきにくく、子づるか孫づるの第1節に雌花がつくので、本葉4~5枚で摘心し、子づるも8~12葉で摘心して孫づるの第1節に実をつけさせる。青果用や糠(ぬか)漬け用には開花後15~20日の15センチメートルほどの幼果を収穫し、奈良漬け用には果実表面の毛が落ちて、すこし白みを帯びたときに収穫する。[星川清親]

食品

シロウリの主要な用途は漬物用で、奈良漬け、みそ漬け、浅漬けなどにされる。浅漬けには緑色の濃い品種が好まれ、奈良漬けには果肉の厚い大形の品種が適する。果実の芯(しん)をくりぬき、昆布やニンジンなどを詰めて漬け、輪切りにすると、巻きずしのような切り口になる趣向の漬物もある。青果としては、酢の物、和(あ)え物のほか、肉詰めにしてスープ煮やバター煮などにされる。雷干(かみなりぼ)しはシロウリの果実を螺旋(らせん)状に切って干したものである。[星川清親]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

シロウリの関連キーワードマクワウリ(真桑瓜)雷干し・雷乾し・雷干シロウリ(白瓜)メロン(ウリ科)深海底生物群集漬け瓜・菜瓜ズッキーニウリ(瓜)板野[町]阿波みどり養肝茶漬け奈良漬け塩漬け粕漬け白瓜貝メロン福神漬射込み酢の物雷干し

今日のキーワード

ブラックフライデー

米国などで、感謝祭(11月第4木曜日)の翌日の金曜日のこと。休日とする職場が多く、商店にとってはクリスマス商戦の初日に当たる。「ブラック」は、買い物客による混雑、または黒字を連想させることから。→サイ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android