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ジェニー

百科事典マイペディアの解説

ジェニー

フランスの法学者。ディジョン,ナンシーの各大学で法哲学民法を講じた。サレイユとともに自由法論の提唱者。自由法運動に科学的基礎をおくことに努めた。主著《実定私法における解釈方法と法源》《実定私法における科学と技術》。

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デジタル大辞泉プラスの解説

ジェニー

タカラトミー(旧・タカラ)の着せ替え人形。1986年発売。アメリカ、ロサンジェルス出身のおしゃれな17歳の女の子という設定。

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世界大百科事典 第2版の解説

ジェニー【François Gény】

1861‐1959
フランスの法学者。ロレーヌの河川森林査察官の子に生まれ,ナンシー大学卒業。アルジェ大学の教壇に立ち,1889年ディジョン大学に転じ,1901年以降母校に戻り31年退職に至るまでその民法講座にとどまった。民法典の条文と形式論理とに固執する注釈学派の解釈方法論を体系的に批判し今日的方法の基礎を構築した主著《実定私法における解釈方法と諸法源――批判的試論》(1899)は,ドイツ法学の成果をも咀嚼(そしやく)したフランス法学の記念碑的古典であり,諸外国における評価も高い。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ジェニー
Geńee, Dame Adeline

[生]1878.1.6. オールフス
[没]1970.4.23. イーシャー
デンマーク生れのイギリスのバレリーナ。本名 Anita Jensen。伯父のアレクサンドル・ジェニーに学び,10歳でデビューし,ベルリン,ミュンヘンコペンハーゲンのオペラ座を経て,ロンドンのエンパイア劇場のプリマ・バレリーナになった。当り役は『コッペリア』のスワニルダ。引退後は,カマルゴ協会や王立舞踊アカデミーの創設に尽力,イギリス舞踊史に残した功績は大きい。

ジェニー
Gény, François

[生]1861.12.17. バカラ
[没]1959.12.26. ナンシー
フランスの法学者。ナンシー大学で民法を講じた。『実定私法における解釈方法と法源』 Méthode d'interprétation et sources en droit privé positif (1899) において,裁判官は「自由な科学的探求」 libre recherche scientifiqueに基づき論理的推論によって法律の欠けているところを補充する権能を有する,と主張し,裁判官の立法的機能を認め,法の機械的な適用に終始する 19世紀フランスの註釈学派を批判した。自由法論のフランス的形態である科学学派École scientifiqueの代表者。さらに『実定私法における科学と技術』 Science et technique en droit privé positif (4巻,1914~24) を著わし,その主張を理論的に基礎づけた。

ジェニー
Jenney, William Le Baron

[生]1832.9.25. マサチューセッツフェアヘーブン
[没]1907.6.15. ロサンゼルス
アメリカのシカゴ派の礎を築いた代表的な近代建築家。パリのエコール・デ・ボザールに学ぶ。ホーム・インシュランス・ビル (1884~85,1891増築,1931解体,シカゴ) は,10階建てではあるが,鉄骨フレーム構造による画期的な新構法を採用したもので,摩天楼建築と呼ばれた。そのほか,ライター・ビルディング II (1891) などの設計を通じて,フレーム構造の発展に寄与した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ジェニー
じぇにー
Franois Gny
(1861―1959)

フランスの法学者。ディジョン大学(1891~1901)およびナンシー大学(1901~1925)で民法を担当する。彼は『実定私法における解釈方法と法源』(1899)において、従来の法学界の主流が法典の完結性を前提とし、すべての法的問題を法典からの演繹(えんえき)によって解決しようとする立場をとるのを批判し、新しい解釈方法を提唱した。彼は法典および慣習法には限定された役割しか認めず、法典および慣習法によって解決が与えられない場合には、裁判官は「自由な科学的探究」libre recherche scientifiqueによって新しい解決をみいだすべきであると説く。のちに大著『実定私法における科学と技術』4巻(1915~1924)において、この科学的自由探究に哲学的基礎を与えた。法典の進化的解釈を唱えたサレイユと並んで、ジェニーは、社会の変化がようやく顕著になった20世紀初頭における法解釈学に、新しい方法を与えることに寄与したといえる。[高橋康之]

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