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ジオウ(地黄) ジオウRehmannia glutinosa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ジオウ(地黄)
ジオウ
Rehmannia glutinosa

ゴマノハグサ科多年草。中国東北部の原産で,地下茎強壮剤として薬用にするために栽培される。地下茎は赤褐色で肥大して太くなり,しばしば地中をはう。茎は直立して高さ 15~30cmになり,全体に軟毛を密生し,根ぎわに根生葉を多数つける。茎葉は互生する。葉身は長楕円形で長さ7~18cm,幅2~6cm,縁にあらい鋸歯をもつ。初夏,葉腋に大きな花を1個開く。花冠は淡紅紫色,筒状で長さ約 3cm,先が唇形になる。花筒内には,長い花糸をもった4本のおしべと1本の長い花柱をもっためしべがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ジオウ【ジオウ(地黄) Rehmannia glutinosa (Gaertn.) Libosch.】

中国原産で薬用に栽培されるゴマノハグサ科の多年草(イラスト)。全体に白色の腺毛がある。根は黄白色で肥厚し,長く地中をはう。葉は根ぎわに集まってつき,倒卵状披針形,長さ3~13cm,幅2~6cm,縁に先の鈍い大型の鋸歯がある。春,葉の間から高さ10~30cmの花茎を伸ばす。花は紅紫色の筒形で先は5裂して唇形をなし,長さ約4cm,密に軟毛が生える。蒴果(さくか)は卵形で長さ1~1.5cm,多数の小さな種子がある。

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