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ジュネーブ会議 ジュネーブカイギ

デジタル大辞泉の解説

ジュネーブ‐かいぎ〔‐クワイギ〕【ジュネーブ会議】

1863~1864年、赤十字社創立者アンリ=デュナンの提唱で、戦地の傷病者救護に関して開かれた国際会議
第一次大戦後、ジュネーブで開かれた軍縮会議。→ジュネーブ軍縮会議
1954年、インドシナの休戦、朝鮮半島の統一について、イギリス・アメリカ・フランス・ソ連・中国・南北ベトナム・ラオス・カンボジアが参加して開かれた国際会議。その結果、インドシナ休戦協定が成立。→インドシナ戦争

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百科事典マイペディアの解説

ジュネーブ会議【ジュネーブかいぎ】

ジュネーブで行われた国際会議。(1)1927年ワシントン会議の成果を継承して開かれた海軍軍縮会議。日・米・英3国が参加して補助艦艇の制限を討議したが具体的成果はなく,1930年のロンドン会議に持ち越された。
→関連項目ディエンビエンフーの戦

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世界大百科事典 第2版の解説

ジュネーブかいぎ【ジュネーブ会議】

1954年,第1次インドシナ戦争の終結を決めた国際会議。朝鮮戦争の解決もはかったが失敗した。1946年以来の新生ベトナム民主共和国とフランスとの間の第1次インドシナ戦争は50年以降,米中ソの介入により急速に冷戦構造の中に巻き込まれていった。しかし米ソの軍事的均衡,平和運動の高揚,非同盟外交の発展,戦局行詰りから,54年1~2月のベルリン4国(米英仏ソ)外相会議は,4月にジュネーブで中国を加えた国際会議を開くことを決めた。

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大辞林 第三版の解説

ジュネーブかいぎ【ジュネーブ会議】

1954年ジュネーブで行われた国際会議。米・英・仏・ソおよび中国とインドシナ諸国が参加。インドシナ戦争の休戦協定が成立し、ベトナムは北緯17度線で南北に二分され、カンボジア・ラオスとともにフランスから独立。

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世界大百科事典内のジュネーブ会議の言及

【インドシナ戦争】より

…フランス側の軍事努力は限界に達し,政治解決が急速に進した。7月21日,ジュネーブ会議は,(1)北緯17度線を境界として,南をバオダイ・ベトナム軍,北を民主共和国人民軍の集結地とする,(2)フランス軍は速やかに撤退する,(3)国際監視委員会の下に,56年7月統一選挙を行う,などを骨子とする平和条約を締結した。 カンボジアでは46年1月,フランス連合内での自治が許されたが,以後シアヌークはクメール・イッサラ,クメール抵抗派(ベトミン系)を攻撃するかたわら,フランスから軍事権,外交権を次々に奪還し,54年3月までに完全独立を達成した。…

【ベトナム】より

…フランス軍は当初平野部の制圧に成功したが,チュオン・チンの人民戦線戦術によって,戦線は膠着化し,バオダイ・ベトナム国の擁立やアメリカの大量の軍事援助にもかかわらず,54年ディエンビエンフーに大敗して,撤退に追い込まれた。同年のジュネーブ会議により,ベトナムは北緯17度線を境に北を民主共和国,南をバオダイ・ベトナム国の統治にゆだね,3年後に統一選挙が施行されることになった。しかし翌55年バオダイを廃してベトナム共和国初代大統領に就任したゴ・ディン・ジェムは,アメリカの軍事・経済援助を背景に,南北分割の恒久化を図って民主共和国と対立し,一方,国内では土地改革に失敗して,旧ターディエン(借佃。…

【ラオス】より

…1953年10月に王国政府はフランスとの間で〈友好連合条約〉を結び,これによってラオスは完全独立を達成した。 54年のジュネーブ会議でまとめられたジュネーブ協定のなかのラオス条項は,休戦,外国軍の撤退,休戦監視委員会の設置,国内統一のための総選挙,パテト・ラオの北部2省への集結などを定めた。しかしアメリカは,東南アジア条約機構(SEATO)を発足させ,王国政府へ軍事援助を始めた。…

※「ジュネーブ会議」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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