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スピネット spinet

翻訳|spinet

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スピネット
spinet

楽器の一種。 1560年頃現れた鍵盤付きの撥弦楽器で,卓上用小型チェンバロ音域は約4オクターブ。形は細長い三角,四角,五角形など。日本では小型のピアノをさす意味に用いられることがある。

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デジタル大辞泉の解説

スピネット(spinet)

チェンバロの一種。形は細長い三角形、四角形などがあり、多く弦は鍵盤と平行に張る。16~18世紀に用いられた。

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百科事典マイペディアの解説

スピネット

鍵盤(けんばん)楽器の一種。ハープシコード同属だが,より小型で単純化され,脚のつかないものもある。その名はラテン語のspina(とげ,針)に由来し,鍵盤1つに対し弦は1本で,ジャック(打弦槌(つい))の先端に付けられた爪(つめ)ではじかれる。

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世界大百科事典 第2版の解説

スピネット【spinet】

15世紀末から18世紀末まで愛好された鍵盤付き撥弦楽器の一種で,その名称はラテン語のspina(棘(とげ))に由来する。ハープシコードと同族の楽器で発音機構も同じであるが,ハープシコードが本来グランド型(鍵盤と弦とが直角)であるのに対して,一般にスクエア型(鍵盤と弦が平行)あるいはトランスバース型(鍵盤に対して弦が斜め)のものを指す。外形は(上から見た場合),スクエア型では長方形か不規則形(五角形が最も一般的であるが台形や六角形,七角形もある),トランスバース型では三角形である。

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大辞林 第三版の解説

スピネット【spinet】

チェンバロの一種。簡略化され、形も小さい。一六~一八世紀に広く用いられた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スピネット
すぴねっと

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世界大百科事典内のスピネットの言及

【ハープシコード】より

…この点が,ハンマーで弦を打って音を出すピアノとは大きく異なり,まったく別種のタッチを必要とする。弦を鍵盤と直角に張った現代のグランド・ピアノに似た形であるが,広義には弦の張り方が異なるスピネットバージナルをも含めてハープシコード族と呼ばれることもある。図に示したように,鍵を打つと鍵の向こう端に立つジャックが飛び上がり,その側面に突き出た鳥の羽軸または革製のプレクトラムが弦を弾き鳴らす。…

※「スピネット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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