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スミートン スミートン Smeaton, John

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スミートン
スミートン
Smeaton, John

[生]1724.6.8. ヨークシャー
[没]1792.10.28. ヨークシャー
イギリスの機械・土木技術者。イギリス海峡のエディストン灯台の再建者として有名。エディストン灯台は,1698年にプリマス港の沖約 21kmの海上の岩石上に建設されたが,嵐で消滅。その後,再建されたが火災で焼失したので,スミートンが 1759年じょうぶな石造塔建築として再建した。

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百科事典マイペディアの解説

スミートン

英国の技術者。エディストン灯台の再建(1756年−1759年)で知られ,その際水硬性セメントを発明,セメント製造技術の基礎を作った。橋,運河の建設などに業績が大きく,それまで軍事技術と混同されていた土木工学を独立させた。
→関連項目工作機械セメント

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世界大百科事典 第2版の解説

スミートン【John Smeaton】

1724‐92
イギリスの土木技術者,機械工学者。エディストン灯台の再建(1756‐59)を手がけ,それに必要な水硬性セメント(ローマンセメント)を開発した。その後,運河や港湾施設の工事でも手腕をふるい,土木技術者として名を高める。1753年,ローヤル・ソサエティの会員となる。軍事工学に対する平和技術としての土木工学civil engineeringの意義を強調し,土木技術者協会の創設に尽力した。 一方,機械技術ことに動力機関の効率に関しても早くから関心を抱き,水車,風車,ニューコメン機関の改良をすすめるとともに,その動力を利用した送風炉の開発にも貢献した。

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大辞林 第三版の解説

スミートン【John Smeaton】

1724~1792) イギリスの技術者。エディストン灯台改修に際し水硬性セメントを開発。土木技術者として活躍するとともに、種々の動力機関の改良・効率化を精密な模型による実験にもとづいて進め、機械工学の先駆をなした。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スミートン
すみーとん
John Smeaton
(1724―1792)

イギリスの技術者。リーズに近いオースソープに生まれ、幼時から機械の才を示した。1750年自ら工場を設立して航海・天文用具の製作を行う一方、機械に関する報告を王立協会に提出し、1753年会員に選ばれた。翌1754年ベルギーオランダを旅行して水路を見学、その経験を自国の水路改修などに生かした。1756~1759年エディストン灯台の再建に従事した際、古代ローマ以来忘れられていた水硬性の強い石灰モルタルを使用、これは19世紀初頭の人工セメント工業の発端となる。灯台のほか、橋、運河、港湾の工事に関係し、人工の港ラムズゲートの工事も完成させた。1771年これらの建設事業に参加した人々が自主的に結集してシビル・エンジニアと自称するようになり、その指導者と目され、この組織に属する人たちはスミートニアンとよばれた。
 水車の設計と改良を科学的に行い、模型を自作し精密な試験を行った。風車、とくに翼について研究し、論文「車を回す水および風の自然力に関する実験的研究」を発表した(1759)。またニューコメン機関の効率を倍加し、性能をこの形式での極限にまで高めた。さらに製鉄技術にも貢献し、1761年キャロン製鉄所にシリンダー送風機を導入、またシリンダーを削るための中ぐり盤の発明(1769)もある。土木、機械など多方面に業績を残した技術者であり、「18世紀のレオナルド・ダ・ビンチ」と評されることもある。[山崎俊雄]

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