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ソメイヨシノ(染井吉野) ソメイヨシノPrunus yedoensis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ソメイヨシノ(染井吉野)
ソメイヨシノ
Prunus yedoensis

バラ科の高木。江戸幕末に江戸染井の植木屋から出た園芸種で,明治初期から日本各地に広まった。エドヒガンオオシマザクラ雑種と考えられている。生長が速く,花つきがよくて美しいため,現在では全国いたるところに広く栽植されている。幹は高さ 7mに達するが,数十年で生長を止め樹齢は短い。花は4月上旬に,葉が出る前に多数密集して咲く。 3cm内外で花弁は5枚,淡紅白色ないしは白色で先端が浅くくぼむ。核果球形で径7~8mm,紫黒色に熟するが結実する率は低い。済州島によく似たサクラの自生が知られるが,これが直接のもとではなく,おそらく別起源の雑種であろう。

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世界大百科事典内のソメイヨシノ(染井吉野)の言及

【サクラ(桜)】より

…このエドヒガンとマメザクラの雑種のコヒガン(小彼岸)Psubhirtella Miq.はヒガンザクラ(彼岸桜)(イラスト)とも呼ばれ,長野県高遠町の城跡公園のものは有名である。 4月になると,全国各地に広く植栽されており,最も普通に花見の対象になっているソメイヨシノ(染井吉野)Pyedoensis Matsum.(イラスト)の花が咲いてくる。明治初年ごろに東京の染井から広がり始めたもので,オオシマザクラとエドヒガンの雑種と考えられている。…

※「ソメイヨシノ(染井吉野)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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