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タコマ Tacoma

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

タコマ
Tacoma

アメリカ合衆国北西部,ワシントン州西部の都市。シアトルの南約 40km,ピュアラップ川河口に位置し,ピュージェット湾の支湾であるコメンスメント湾に面する。ピュージェット湾の航行基地。 1864年入植,初めはコメンスメントシティーと呼ばれたが,68年現在の名称となった。これは,南東 75kmにあるレーニア山 (4392m) を表わすアメリカインディアンの言葉「タホマ」のなまったものである。 73年にノーザン・パシフィック鉄道が開通して,製材業,造船業などが発達した。現在はほかに,アルミニウム,銅,重クレーン,伐採機製造などの工業が発達。ピュージェット・サウンド大学,パシフィック・ルーテル大学がある。レーニア山国立公園の入口で,コメンスメント湾西方はオリンピック半島レクリエーション地域である。人口 19万8397(2010)。

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デジタル大辞泉の解説

タコマ(Tacoma)

米国ワシントン州中西部の港湾都市木材加工と、その積み出しが盛ん。レーニア火山を中心とする国立公園への入り口。

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百科事典マイペディアの解説

タコマ

米国,ワシントン州の都市。ピュージェット湾奥に位置し,良港(貿易港・漁港)がある。1873年のノーザン・パシフィック鉄道の開通により,林業の町として発展した。大陸横断鉄道終点

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世界大百科事典 第2版の解説

タコマ【Tacoma】

アメリカ合衆国ワシントン州第3の都市。人口18万3000(1994),大都市域人口62万(1992)で,すぐ北のシアトルとの間に共通の国際空港がある。農産物,木材,電気部品などの集散地として知られ,また貿易港としても有名。カリフォルニア州に次いでワシントン州は多くの日系移民が到着した場所で,タコマにもおおぜいが上陸した。この町からよく見える秀麗なレーニア山を,日系移民は〈タコマ富士〉とよんで母国を懐かしんだという。

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大辞林 第三版の解説

タコマ【Tacoma】

アメリカ、ワシントン州の太平洋に通じるピュージェット湾に臨む港湾都市。木材・小麦などを輸出。レーニア山国立公園の入り口にあたる観光地。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

タコマ
たこま
Tacoma

アメリカ合衆国、ワシントン州西部、ピュージェット海峡に臨む都市。人口19万3556(2000)。同州第3位の人口規模を誇る、海と緑の都市である。合衆国でも有数の海港都市として知られ、遠洋漁業基地でもあり、港には大規模な穀物倉庫がいくつも並び、世界各国から入港する大型船舶でつねに活気をみせている。また、州北西部域の工業の中心地であり、とくに豊富な林材に恵まれて、古くから木工業、製材、製紙、パルプなどが経済の主軸をなし、冶金(やきん)、電気化学の分野でも幅広い活躍を続けている。また、農業も見逃せない。1868年町が建設され、87年の大陸横断鉄道の開通により急速な発展をみた。日系人の間では「タコマ富士」の異名をとるレーニア火山をはじめ、数多くの景勝地への拠点ともなり、ピュージェット海峡やその中の大小の島々は、釣り、ヨット、キャンプ、ハイキングと市民の格好の行楽地である。日系住民の多い都市としても知られる。[作野和世]

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