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タマリンド タマリンドTamarindus indica; tamarind

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

タマリンド
Tamarindus indica; tamarind

マメ科の常緑高木で,熱帯アフリカ,インド原産。街路樹として熱帯各地に植えられる。幹は高さ 25m,直径1~1.5mにもなり,葉は偶数羽状複葉で長さ 10~15cmある。4~5月頃,淡黄色の花を総状花序につける。莢は細長く秋冬の頃に茶褐色に熟し,果肉のパルプ質の部分に甘ずっぱみがあって清涼飲料に加えたり,香料薬用に用いる。

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デジタル大辞泉の解説

タマリンド(〈スペイン〉・〈ポルトガル〉tamarindo)

マメ科の常緑高木。葉は長楕円形の小葉からなる羽状複葉。淡黄色の花が集まって咲く。果肉を清涼飲料、緩下剤に利用。熱帯アフリカ・インドの原産。タマリンドの木。

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百科事典マイペディアの解説

タマリンド

アフリカ原産とされるマメ科の常緑高木。葉は羽状複葉,花は淡黄色でやや蝶(ちょう)形をなし,長さ2.5cm,花弁には赤い条がある。長さ10〜20cmで肉質ざやはやわらかく味があり,カレー料理の付合せ調味料に使うほか,果肉と種子から清涼飲料のタマリンドシロップを作る。

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世界大百科事典 第2版の解説

タマリンド【tamarind】

さわやかさを伴う酸の効いた果実を食用とするマメ科の常緑高木。樹高は20m以上にもなる。葉は淡緑色の偶数羽状複葉であり,長さ10~20cmの筒状のソラマメに似た豆果は成熟しても裂開しない。外殻はもろく,種子を包む暗赤紫色の果肉があり,アンズ乾燥果に似た酸と甘みがある。アフリカ熱帯のサバンナ地域が原産とされる。属名はインドのナツメヤシの意で,その名の通り,古来よりインド,アラビアの地域では重要な果樹の一種である。

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世界大百科事典内のタマリンドの言及

【豆】より

…アフリカのサバンナ林域にはアカシアAcaciaをはじめ多数のマメ科樹木が,分化しているが,それらのなかで食用とされるものがいくつかある。このサバンナ系のマメ科樹木で,インドや東南アジアに広く栽培されるものにタマリンドがあり,しばしば街路樹や公園樹とされるが,インドでは重要な食用樹でもある。成熟した豆果のさやは,クエン酸や糖を含み,飲料やカレー料理に利用される。…

※「タマリンド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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