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ダーリントン Darlington

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ダーリントン
Darlington

イギリスイングランド北東部の都市。単一自治体(ユニタリー unitary authority)。1997年にダラム県から分離して単一自治体となった。ニューカッスルアポンタインの南約 50kmにあり,ティーズ川との合流点に近いスカーン川に臨む。サクソン人(ザクセン人)の集落に始まる町で,リンネル,ウーステッドなど織物の製造で知られたが,1825年に東北東 15kmのストックトンオンティーズとの間に世界最初の旅客列車が,ジョージ・スチーブンソンとエドワード・ピーズの共同事業によって運行を開始して以来,機関車製造,鉄道修理などの工業が発達し,鉄道・建設関連の重機械の製造が盛んになった。重工業のほか通信業,サービス業も重要。営業用鉄道で列車を牽引した世界最初の機関車『ロコモーティブ No.1』号はバンクトップ駅構内に展示されている。市街は全体に近代的であるが,12世紀創建の聖カスバート聖堂が残っている。単一自治体面積 198km2。都市人口 8万6082(2001)。単一自治体人口 9万9200(2005推計)。

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世界大百科事典 第2版の解説

ダーリントン【Darlington】

イギリス,イングランド北東部,ダラム州南部にある工業都市。人口10万(1993)。ティーズ川の支流スカーン川に臨み,19世紀以降付近の北東イングランド炭田やクリーブランド鉄山を背景に重工業が発展し,現在も鉄鋼,機関車,橋梁などの工場が集中する。グレート・ノース道路に沿う交通要地で,産業革命までは亜麻・毛織物業の行われる地方市場町であった。1825年に17km東方のストックトンStocktonとの間で世界初の旅客列車が運行を開始してから鉄道交通の中心となり,その第1号機関車はバンク・トップ駅に展示されている。

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