コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

チメドリ babblers, fulvettas, ground babblers, laughingthrushes

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

チメドリ
babblers, fulvettas, ground babblers, laughingthrushes

スズメ目チメドリ科 Timaliidae,ジチメドリ科 Pellorneidae,ガビチョウ科 Leiothrichidaeの鳥の総称。約 260種からなる。これらの科はかつて一つのチメドリ科として分類されていた。今日でも細分化や統合などがあり,分類については明確になっていない場合も多い。和名では細分化される前のチメドリ科の鳥をチメドリと呼んでいる。全長 10~40cm。羽色や形態は多様で,雌雄同色の種が多い。多くは樹上性で,森林や藪にすみ,昆虫類,種子類などを食べる。アフリカマダガスカル島ヒマラヤ山脈から南アジア,中国南部,東南アジアオーストラリアに広く分布する。日本には在来種はいないが,じょうぶで飼いやすいものが多く,ガビチョウ類,ソウシチョウタイカンチョウなどが飼鳥として輸入されていた。ガビチョウ類,ソウシチョウは野生化して日本の生態系を壊すと心配されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

チメドリ
ちめどり / 知目鳥
babbler

広義には鳥綱スズメ目ヒタキ科チメドリ亜科に属する鳥の総称で、狭義にはそのうちの1種をさす。チメドリ類の分類については諸説があり、チメドリ科として独立させることもあるが、普通はダルマエナガやヒゲガラを除き、ソウシチョウ、ガビチョウ、ヤブチメドリなど約50属250種からなるチメドリ亜科Timaliinaeとして位置づける。アフリカ、ユーラシア南部からオーストラリアにかけて分布するが、例外としてミソサザイモドキ1種は北アメリカ西部にいる。全長は9~41センチメートル。翼は先端が短くて丸く、飛翔(ひしょう)力は強くない。灰色か褐色のじみな羽色をもち、森林の下やぶの中にすんでいて、おもに昆虫を食べている。種としてのチメドリAlcippe brunneaは、中国南部と台湾に分布し、全長約12センチメートル、のどと胸が灰色のほか全身が暗褐色をしている。海抜2000メートル以下の竹やぶや広葉樹林にすみ、地上近くを潜行するので、姿を見ることは少ない。[竹下信雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

チメドリの関連キーワードダルマエナガ(達磨柄長)ソウシチョウ(相思鳥)ソウシチョウ(想思鳥)オガサワラガビチョウチメドリ(知目鳥)マルハシ(丸嘴)ハゲチメドリメジロ知目鳥画眉鳥相思鳥

今日のキーワード

だまし面接

企業が面談や懇談会と称して就職活動中の学生を呼び出し、実質的には学生を選考する偽装面接のこと。2016年卒業の大学生に対する選考活動の開始時期を、従来の4月1日から8月1日以降へと後ろ倒しする主旨の「...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android